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電動二輪車の交換バッテリー標準化へ。ホンダ・カワサキ・スズキ・ヤマハ

電動二輪車用交換式バッテリーの相互利用に向け、本田技研工業、川崎重工業、スズキ、ヤマハ発動機の4社が交換式バッテリーの標準化で合意した。今後は、共通仕様を前提にした交換式バッテリーを相互に利用する技術的検証(規格化)を進める。

4社が設立した電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアムが、電動二輪車用交換式バッテリーとそのバッテリー交換システムの標準化(共通仕様)で合意。電動二輪車普及の課題となっている、航続距離や充電時間への解決手法の一つとして、共通利用を目的とした交換バッテリーの標準化検討を行なう。

合意した共通仕様の一部は、3月19日に発行された自動車技術会規格(JASO)のテクニカルペ-パー「TP21003」に準拠。今後、共通仕様を前提にした交換式バッテリーを相互に利用する技術的検証を進めていく。

また、世界各国においてもモビリティーの電動化需要は高まっており、日本自動車工業会とも連携し、国際的な相互利用(国際標準化)について働きかけていく。