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Osaka Metro、スマホでバスを呼べる「Osaka MaaS 社会実験版」

Osaka Metroは、スマートフォン用アプリ「Osaka MaaS 社会実験版」を3月5日に配信開始する。対応OSは、iOS 13.0以上、Android 6.0以上。3月30日から運行開始を予定しているオンデマンドバスの予約・決済機能を備えるもので、運行開始に先立って配信する。

アプリ上で乗車日時、乗降場所を指定すると、オンデマンドバスが迎えにくる。決済はアプリ上でのクレジットカード決済の他、車内での現金支払にも対応する。

乗替検索では、出発地と目的地を入力することで、鉄道、路線バスやオンデマンドバスなど、多様な移動手段を利用した乗換案内を表示。経路内にシェアサイクルやタクシーが含まれる場合、各社のサイトに画面遷移する。

オンデマンドバスは、定時運行の路線バスと違い、利用者が乗車日時や乗降場所を指定して乗車できる乗り合いバス。ファーストワンマイル・ラストワンマイルなどの交通課題の解消や、交通の更なる利便性向上をめざし、3月30日から社会実験として生野区及び平野区で運行を開始する予定。

バスのデザインは、今までに無い新しい乗り物として認識してもらえるよう、Osaka Metroのコーポレートカラーである「OMブライトブルー」を基調とし、新しい路線バスデザインのカラーと共通性をもたせた。

運行については、300mメッシュになるよう乗降場所を新たに設置。利用者はこの中から乗降場所を選んで利用する。運行時間は6時から23時まで。利用料金は大人210円、小児110円。

運行エリアは下記の通り。

・大阪市生野区西部地域
・大阪市平野区加美地域を中心とする地域
・大阪市平野区長吉地域東部を中心とする地域