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クラウドサイン、マイナンバーカードによる電子署名など対応へ

弁護士ドットコムは21日、契約作業をパソコンで完結できるクラウド契約サービス「クラウドサイン」の2021年機能開発ロードマップを発表した。

クラウドサインでは、エンタープライズ企業向け機能を強化。契約書類の閲覧権限を細かく設定できる「キャビネット機能」や、契約書類受信時の“無権代理”承認を防止する「受信時承認ワークフロー機能」などを追加。組織ごとの社内決裁フローや、部署・役職に応じた権限管理などを柔軟に設定可能にする。

また、マイナンバーカードによる電子署名機能も追加。マイナンバーカードに内蔵された電子証明書による電子署名に対応する。企業と従業員間だけでなく、企業や個人事業主などでの契約などでも活用でき、印鑑証明など公的機関の証明や、実印が必要な個人との契約締結を、クラウドサインにより電子化できるようにする。