トヨタのMaaSアプリ「my route」横浜版。シェア自転車・タクシー予約も

トヨタ自動車が提供するマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」のサービス提供エリアが、横浜市に拡大。7月22日より横浜都⼼臨海部で開始した。

my routeは、電車・バス等の公共交通機関、自動車、自転車、徒歩などの移動手段を組み合わせてルートを検索し、予約・決済も可能なサービス。2019年11月に福岡市と北九州市でスタートした。

横浜市では、開始したサービスを「my route 横浜版」とし、「あらゆる移動手段を含めたルート検索」や「予約・決済」を1つのサービスとして一括で行なう「MaaS」が横浜都心臨海部で利用できるようになるとしている。

my route 横浜版のアプリイメージ

横浜版の特徴としては、レンタカー・カーシェアリング、シェアサイクル、タクシー配車などの機能が追加されたことを挙げている。

横浜版で追加された機能のうち、アプリ内での予約・決済が可能なのは、シェアサイクル、デジタル一日乗車券、タクシー配車(MOVは今後連携予定)。

デジタル一日乗車券は有効期限内、横浜市交通局の対象エリア内の地下鉄とバスの乗り降り自由。国産初の連節バス ベイサイドブルーも利用できる。

my route運営事務局は、コンセプトとして「多彩な交通手段を使って、賢くヨコハマを移動。まちを楽しみながら人の密集を避け、ワタシに合った場所を探す」を掲げ、様々な交通手段の提案を通じて、移動の分散化に取り組むとしている。