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楽天、グローバルフォント刷新。多様性やユニークさを表現

楽天は、ウェブサイトやアプリ、その他制作物等に使うグローバルフォントのデザインを一新し、新たなフォントセットを開発した。新フォントは国内外楽天グループのサービスや社内外向け資料に順次適用する。

楽天では2018年6月に、国内外でのブランドを強化する目的でグローバル統一ロゴを一新。新たなフォントは、Webサイトやアプリなどでも既存の楽天ブランド資産と一貫性を保ちながら、各サービス等の多様性やユニークさを表現するため開発したという。

基本形となる「Rakuten Sans」は、楽天ロゴを骨格のベースとし、文字サイズが小さくても高い判別性と可読性を保てるよう工夫しているという。この他、上品さを表現する「Rakuten Serif」、楽しさや可愛らしさを表現する「Rakuten Rounded」、力強さを表現する「Rakuten Condensed」の計4種類・各5ウェイト(文字の太さ)のフォントセットを開発している。

新フォントは英語のほか、フランス語やスペイン語、ドイツ語など計16言語に対応する。

フォント開発を監修したのは、楽天のチーフクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏。イギリスのフォントデザインスタジオDalton Maag ChairmanのBruno Maag氏も開発に携わっている。

新フォントの特設ページも公開。新フォントに関するより詳細な説明や佐藤可士和氏とBruno Maag氏による対談動画を掲載している。