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JR東日本、失効したWelcome Suica残高を「ふるさと納税」

JR東日本は、訪日外国人向けの「Welcome Suica」残高を、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)として寄付することを発表した。

Welcome Suicaは、2019年9月より訪日外国人向けに発売されているSuicaで、チャージ残高は利用開始日から28日で失効するが、残高が残ったまま帰国する傾向があるという。これをふるさと納税として寄付することで、地方のインバウンド受け入れ体制、地域が抱える課題に共に取り組むとしている。

寄付先は企業版ふるさと納税対象事業を行なう同社エリアの地方公共団体で、寄付期間は2020年度から2022年度までの3年間。

また、大口単位での注文にも対応する新タイプの「Welcome Suica(IC 企画乗車券付き)」を発売する。空港から都内へのアクセスを含めたIC企画乗車券を搭載可能になり、空港からの移動や、都内の周遊、観光、買物などをシームレスに利用できる。旅行会社など向けに100枚単位で3月16日から発売される。

あらかじめ搭載されるIC企画乗車券は下記の通り。

・羽田空港→都区内パス(羽田空港からは東京モノレール利用)
・成田空港→都区内パス
・都区内パス

利用イメージ