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エプソン、プリンタのサブスク「ReadyPrint」開始

セイコーエプソンは、インクジェットプリンターをサブスクリプションで利用できる新サービス「ReadyPrint」を2月上旬より開始する。オランダで開始し、その後、欧州各国へ展開。2020年度には先進国を中心にグローバル展開する。

大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターを対象とする個人向けサービス。本体を購入する必要がなく、月額料金だけで本体やインクが利用できる。

月の印刷量に応じて6種類のプランが用意される。最も低額なプランではモノクロ印刷300枚まで月約7ユーロ(約840円)。最も高額な無制限カラー印刷プランは約15ユーロ(約1,800円)で利用できる。

インク残量が少なくなると自動的にインクボトルを配送し、インク切れの心配がない。契約期間中は故障についても保証する。

同社は、市場の多様化するニーズを捉え、利便性と顧客満足度の向上を図り、数年後には欧州で対象機種売上の3割程度までの拡大を見込む。

また、インクカートリッジタイプのプリンタ本体を購入したユーザーに対して、インクカートリッジを自動配送するサブスクリプションサービスを提供。月の印刷量に応じた3種のプランを用意し、最も低額なプランは月約2ユーロ(約240円)で利用できる。