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楽天モンキーズ誕生。台湾プロ野球参入

楽天は、台湾のプロ野球チーム「Lamigo Monkeys」の新チーム名を「Rakuten Monkeys(楽天モンキーズ)」に決定した。楽天は9月にLamigo Monkeysの運営会社を子会社化しており、2020年シーズンから台湾プロ野球リーグ(CPBL)に参入する。

今回、新チーム名「楽天モンキーズ」とともに、2020年シーズンに向けた新しいチームロゴとユニフォームも発表。会長には、楽天野球団と楽天ヴィッセル神戸の両社の代表取締役社長でもある立花陽三氏が就任する。

楽天モンキーズは、前身の球団が2004年シーズンから台湾プロ野球に参入。台湾の桃園市に本拠地を置き、「桃園国際野球場」がホームスタジアムとなる。年間王者を決める台湾シリーズでは7度優勝し、2014年より5年連続で台湾球界最多の観客動員数を記録している。

楽天は台湾において、2008年からEコマース事業を開始。以降、クレジットカード事業、電子書籍事業、C2C事業などにより「楽天エコシステム(経済圏)」を台湾において形成し、オンライン銀行サービスの開始に向けた手続きも進めている。台湾プロ野球に参入することで、「Rakuten」ブランドの価値向上と各サービスの利便性向上を図り、台湾における楽天エコシステム拡大を目指す。