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池袋に講談社のLIVEエンタメビル「Mixalive TOKYO」。'20年3月開業

講談社は、東京・池袋に開設するLIVEエンターテインメントビルの名称を「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」に決定し、開業予定日を2020年3月19日とすることを発表した。パートナー企業6社と連携して同施設で提供する様々なジャンルのライブコンテンツを開発する。

Mixalive TOKYOの所在地は東京都豊島区東池袋1-14-3。映画館「シネマサンシャイン池袋」を、まるごとエンターテインメントライブの発信基地としてリノベーションする。施設規模は地下2階、地上9階(1~3階はMixalive TOKYOとは別施設)。事業展開面積は約2,810m2

施設名のMixalive TOKYOは、ライブコンテンツをMIXする意味合いの造語で、LIVEエンターテインメントが渾然一体となった新しい発信拠点が東京に登場する意味を込めているという。マンガ、小説、児童書、実用書、グラビア、ファッションなど、様々なコンテンツを「ライブ」という形に変換し「出版社が作り出すライブ」を日本全国、世界に向けて発信する拠点としている。

Mixalive TOKYO全体に独特なロマン漂う演出を施すという。4つのホールとグッズショップ、ライブカフェで各ジャンルのパートナー企業と連携し、ライブコンテンツを開発提供する。開業時に連携するパートナー企業は、キングレコード、テレビ東京、ネルケプランニング、ブシロード、ムービック、UUUMの6社。

地下2階から地下1階のClub Mixaはキングレコードが展開し、音楽ライブに特化。キングレコード所属アーティストのライブのほか、多様なアーテストやイベントを迎え、池袋から世界へ向けた新たな文化や情報の発信拠点を目指す。収容人数は約350人(スタンディング)。

Hall Mixaは講談社が展開し、講談社関連の作品発表会やトークショー、VR演劇などの演目を積極的に紹介。ライブコンテンツを至近距離で体験できるとしている。収容人数は約140人(着席)。

4階から5階のStudio Mixaは、テレビ東京が番組連動のライブや公開収録のほか、アニメやドラマの展覧会を開催。VRイベントやピッチコンテストなども展開。テレ東を365日発信するとしている。収容人数は約400人(スタンディング)。

Store Mixaは、ブシロードが展開するオフィシャルショップ。「BanG Dream!(バンドリ!)」や「D4DJ」のグッズを中心に販売し、イベントに合わせた期間限定コーナーや、カプセルトイも展開する。

6階から8階のTheater Mixaは、マンガやアニメとミュージカルが融合した2.5次元演劇を中心に、数々の公演を国内のみならず海外でも精力的に行なっているネルケプランニングが展開。Theater Mixaでは様々なジャンルで新たな作品を生み出すという。収容人数は約300人。

9階には漫画・アニメ・小説などの様々な作品をテーマに、一定期間で趣向の変わる“五感で感じるライブカフェ”を展開。ロマン漂う雰囲気の中で、お気に入りの作品の世界観を五感で体験できるという。席数は約60席。

アニメ・ゲーム・キャラクターの総合エンターテインメント企業ムービックは、グッズやノベルティの製作などで協力。MCN(マルチチャンネルネットワーク)のUUUMには所属クリエイターのライブイベントや展示会でコンテンツ協力する。