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NEC、歩行中でも虹彩認証可能な新技術。改札ゲートなどに応用

NECは6日、歩行中でも虹彩認証が可能な新技術を発表した。空港のセキュリティゲートや電車・バスの改札ゲートなどでの本人認証をよりスムーズに行なうことを想定し、2021年度の実用化を目指す。

従来の虹彩認証は眼球の一部である虹彩(瞳孔周辺の黒目の部分)を撮影して行うため、立ち止まってカメラを覗き込んで認証する場合が多い。今回の技術では人が立ち止まることなく歩行したまま認証が完了するため、ウォークスルーでの本人認証が可能になる。

新たな虹彩認証技術では、虹彩撮影時に歩行者の目の位置を素早く認識し、必要な箇所のみを高解像度で高速撮影する。歩行者の目の位置は歩行に合わせて上下に動いているが、その位置を正確に推定することで無駄な箇所を撮影せずデータ量を大幅に削減している。

さらに、高速撮影された大量の画像の中から虹彩認証に適した画像を自動的に抽出する解析技術により、虹彩認証が瞬時に行なえるようになった。