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JR東、駅のデッドスペースを活用する「スキマストア」で店舗シェア

スキマストア イメージ

JR東日本グループとカウンターワークスは、駅のデッドスペースを利活用し、新規出店者のエキナカ出店に対応するために共同開発した新型ポップアップストア「SUKIMA STORE(スキマストア)」を、11月5日、JR大崎駅構内にオープンする。

スキマストア ロゴ

JR東日本リテールネットと、ポップアップストア向けスペースを貸し借りできるオンラインマーケットプレイス「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を運営するカウンターワークスが、JR東日本スタートアップのサポートを受けて展開する。

目的は、EC事業者、クリエイター、アーティストなどのリアル店舗出店促進。スキマストアの導入により、これまで催事等の実施が困難だったデッドスペースの有効利用ができること、事業者の駅構内への出店コストや出店にかかる時間を抑えられることを特徴に挙げ、新たなビジネス機会やフィールド創出が期待できるとしている。

また、専用什器の設置などによる、これまでエキナカでの出店経験がない事業者もチャレンジしやすい環境づくりの実現を目指す。

決済方法は交通系ICカード、クレジットカードによるキャッシュレス決済に限定。出店者の募集は、空きスペースの所有者と利用希望者をマッチングするショップカウンターのネットワークを活用する。

場所は、JR大崎駅構内 北改札内。大きさは、約1.8×0.8×2.0m(横×奥行×高さ)。出店者は、カウンターワークスとJR東日本リテールネットの2社が、希望者の中から選定する。

第1弾では、女性向けの貼るネイル(11月5日から11日)、抹茶ブランド(11月12日から18日)、カカオバター由来のスキンケアアイテム(11月19日から25日)、EC宅配食材ブランド発のスイーツ(11月26日から12月2日)など、ECサイトやクリエイター、アーティストの商品を販売する。

貼るネイル「DOREHAL?」
抹茶ブランド「千休」
スキンケアアイテム「soko」
スイーツ「TASTY BASQ」