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キャッシュレス・ポイント事業の還元額は8億円/日。店舗情報ミス「9割修正」

経済産業省は11日、キャッシュレス・ポイント還元事業におけるポイント還元の実績について公表した。最初の1週間でのポイント還元金額は、1日あたり平均約8億円で、合計60億円程度としている。11日時点の登録加盟店数は約52万店舗で、21日までに約61万店舗に拡大する。

ポイント還元事業は、10月から中小規模事業者が営む飲食店・小売店・サービス事業者においてキャッシュレス支払いを行なうと、消費者に2%もしくは5%のポイント還元が行なわれるもの。期間は2020年6月30日までの9カ月間。

10月1日の事業開始後、同事業の公式サイトで案内する店舗情報に誤りがあることや、アプリやWebの地図のピン位置間違いや重複が指摘されている。店舗の還元率や住所、電話番号、決済手段、区分などの「店舗情報」については、入力ミス2万件のうち約9割について修正を反映。来週中には残りの修正も完了予定とする。

また10月中を目処に、現在はホームページのみ対応している絞り込み検索機能をアプリにも搭載する。名寄せができず、地図上で同一店舗で複数のピンが表示される問題は、店舗からの申請に基づき、11月中旬を目処に名寄せ作業を進める。