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横浜ハンマーヘッドと大さん橋・桜木町を結ぶバス「ピアライン」新設

ピアライン 車両イメージ

横浜市は、横浜市営バスにおいて、横浜ハンマーヘッドなどみなとみらい21新港地区、大さん橋客船ターミナル、桜木町駅を結ぶ路線「ピアライン」を新設。10月31日に運行開始する。運賃は大人220円、小児110円均一。

運行ルート

横浜ハンマーヘッドは、10月31日に横浜みなとみらいエリアにて開業する、大型客船ターミナルを中核とした、商業施設、ホテルが入る複合施設。横浜の新たな海の玄関口ともなる賑わいの拠点が開設されることから、ピアラインを新設する。ピアラインの名称は、「ふ頭」の英語表記(pier)から。

朝夕と日中でルートが異なり、桜木町・ハンマーヘッド間を運行する点は同様だが、朝夕は速達性を重視したルート、日中は周遊性を高めたルートとしている。

具体的には、朝夕は馬車道駅前、万国橋・ワールドポーターズ前、国際橋・カップヌードルミュージアム前などを経由するルート、日中は朝夕のルートに加えて、大さん橋客船ターミナル、日本大通り駅県庁前などを経由する。

車両は、青色を基調としたラッピングバス。ラッピングデザインは、横浜を拠点とするNDCグラフィックスのディレクター中川憲造氏(故人)によるもの。大きさの違うドットの連なりは、横浜の街と人とをつなぎながら横浜の魅力を縫うように走るピアラインを、様々なブルーは横浜の海と空を、イメージしたデザインとしている。

また、神奈川県初の「燃料電池バス」もピアラインを運行する。

燃料電池バス車両

運行頻度は、朝から夕方が12分から20分間隔、夜が20分から30分間隔。運行時刻は桜木町駅前発が7時から22時42分、ハンマーヘッド発が7時28分から23時25分。

横浜市営バス定期券、1日乗車券、みなとぶらりチケット、横浜市敬老特別乗車証、横浜市福祉特別乗車券利用可能。

運行開始日の10月31日から11月4日までの5日間は、運賃無料にて運行する。なお運賃無料運行期間における日中循環ルートでは、警察本部前、横浜税関前、日本大通り駅県庁前、本町1丁目、本町4丁目には停車しない。