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カシオ、南極調査ROVコラボの「G-SHOCK FROGMAN」

GWF-D1000ARR

カシオ計算機は、ダイバーズウオッチ「G-SHOCK FROGMAN」の新製品として、南極調査ROVとコラボレーションした「GWF-D1000ARR」を10月11日に発売する。価格は13万円。

GWF-D1000ARR

GWF-D1000ARRは、2018年1月の南極大陸の湖沼調査で使用された、小型水中無人探査機ROV(Remotely Operated Vehicle)の深度計・方位計としてFROGMANが採用されたことをきっかけに実現。

南極調査用の小型水中無人探査機(南極調査ROV)
南極調査ROVの前方に取り付けられた「FROGMAN」

ベースモデルには、南極調査ROVに実際に取り付けられた「GWF-D1000」を採用。南極調査ROVに用いられているレッド・ブラック・オレンジ・ブルーのカラーリングを時計全体に施している。文字板のインジケーターとサイドボタン・センサーカバーのブルーは、機体を駆動する4つのスクリュー(プロペラ)を表現。裏蓋・バックライト・バンドなどには、南極大陸のシルエットをあしらっている。

外形寸法は59.2×53.3×18.0mm。重量は約141g。使用電源はタフソーラー。連続駆動時間はパワーセービング状態で約23カ月。耐衝撃構造。ISO規格200m潜水用防水対応。電波受信方法は自動受信(最大6回/日)、手動受信。

方位計測機能は、角度計測(0度から359度)、16方位、方位連続計測(60秒/ダイビングモードでは20秒)、東西南北グラフィック表示、ベアリングメモリー、自動水平補正、方位補正、磁気偏角補正搭載。

ダイビング機能は、水深計測範囲が0.0mから80.0m、水深計測単位は0.1m、潜水時間計測は最大6時間(180分まで1秒単位、以降は1分単位)。水面休息時間表示(最大48時間)、浮上速度警告機能搭載。水温(温度)計測機能は計測範囲が-10.0℃から60.0℃、計測単位は0.1℃。タイドグラフは潮の干満を6段階表示。

ダイビングモードにおいて水深1.5mで自動的に潜水時間計測を開始/終了し、ログメモリーも自動的に行なう。ログデータは、潜水開始日時・潜水時間・最大水深・最低水温をワンセットに20本メモリー。