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長谷工、外出先からスマホで開錠、ゴルフバッグも入る宅配ボックス

長谷工コーポレーションは、シブタニおよびアイホンと共同で、スマートフォンやタブレットと連動して安全性を高めた、収納容量に優れた戸別宅配BOXを開発した。第1号採用物件はルネ横浜戸塚。

戸別宅配BOX

戸別宅配BOXは、外出先でもスマホで来訪者の映像確認、通話、解錠が可能。共用部の宅配ロッカーと比べて自室まで運ぶ手間がないこと、収納容量が約630Lで、ゴルフバッグや、スーパーなどの通い箱、クリーニングといった大きな荷物の、複数の受け取りに対応できることを特徴としている。

(左)解錠前、(右)解錠後

入居者が外出先の場合の運用方法は、宅配業者によるオートロックのエントランスでの呼出に対して、入居者はスマホ等で応答し、解錠。宅配業者は玄関のインターホンで再度呼び出し、入居者はスマホ等で応答して戸別宅配BOXを解錠。宅配業者は戸別宅配BOXに荷物を預け入れる。

運用方法

外出時のほか、料理や洗濯などの家事の途中や、子供の世話などで手が離せない時の活用も想定する。

安全面については、戸別宅配BOXへ荷物を入れる際は、住戸玄関インターホンの呼出が必要なため、人物確認・録画することで盗難防止につながるとしている。

サイズは約56×58×194cm(幅×奥行き×高さ)。

今後も、長谷工コーポレーションが設計・施工する新築分譲マンションへの導入を提案するとしている。