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公演チケットを“公式”割引販売するストア「TKTS」、渋谷と難波に上陸

ロングランプランニングは、NYブロードウェイ発祥のディスカウントチケットストア「TKTS」の旗艦店を、8月29日に渋谷ヒカリエに、9⽉5⽇に南海ターミナルビルの総合インフォメーションセンターなんば内にオープンする。

TKTS 渋谷
TKTS なんば

TKTSは、その日の公演のチケットを、公式に割引して販売を行なうチケットストア。1973年にNYタイムズスクエアにオープンし、現在は3店舗を展開。ブロードウェイやオフブロードウェイのミュージカル・演劇の公演チケットを当日・翌日分限定で割引販売している。

日本初上陸となる日本版TKTSは、芸術団体のサポートを行なうロングランプランニングが、NYでTKTSを運営する「Theatre Development Fund」から公認されたディスカウントチケットストア。

ミュージカル、演劇、能、歌舞伎、小規模劇団の演劇、音楽ライブ、スポーツ、展覧会といったエンタテインメントのチケットを当日・翌日分のみ割引価格(一部定価)で購入できる。また発売中のチケットについては、TKTS公式サイトで確認できる。

具体的なラインアップとして挙げられているのは、ウエストサイドストーリー、ミュージカル「ボディガード」来日公演、劇団四季各種公演等。

「TKTS 渋谷」は東急電鉄、「TKTS なんば」は南海電鉄が協力。旗艦店には専門のコンシェルジュが常駐しており、観劇初心者でも自分に合ったエンタテインメントを見つけられるよう手助けをするという。渋谷では8月29日12時から、なんばでは9月5日12時から、ゲストを招いたオープニングセレモニーを実施する。

なお、現在ロングランプランニングが運営している「Tickets Today」は、8月29日以降、順次「TKTS」へ変更。Tickets Todayは訪日外国人向けのチケット販売店舗だったが、TKTSとなり、日本人を含むすべての利用者へ提供する店舗とする。