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PayPay加盟店で「KakaoPay」「AlipayHK」の決済が可能に

PayPayは、中国の決済サービス「Alipay」に加え、韓国の「KakaoPay」、香港の「AlipayHK」とサービス連携し、今秋以降PayPay加盟店でAlipay、KakaoPay、AlipayHKの各アプリで決済可能になる。

Alipay、KakaoPay、AlipayHKを利用する訪日外国人は、PayPay加盟店で各アプリでの決済が可能になる。また2020年9月末までは、決済システム利用料を無料で提供する。

現在、日本を訪れる外国人の数は年々増加。年間の訪日外客数は、中国が838万人、韓国が754万人、香港が221万人で3つの国・地域の合計が訪日外客数全体の約6割になるという。

特に韓国からの観光客の多くは、比較的距離が近い九州を訪れており、KakaoPayユーザーのPayPay加盟店への来店を促し、インバウンド消費の取り込みを支援するとしている。

Alipayは、アント フィナンシャル サービスグループが提供する決済プラットフォーム。中国人向けのオフライン決済サービスを世界50以上の国と地域で提供しており、グローバルパートナーを合わせたアクティブユーザー数は10億人以上。

AlipayHKはアリペイ香港が提供する決済サービスで、ユーザー数は200万人、加盟店数は50,000店舗。KakaoPayは韓国のKakaoが提供する決済サービスで、ユーザー数は2,300万人、加盟店数は22,000店舗。