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1.8坪でロボットカフェを実現。おしゃべりできるUCC小規模カフェパッケージ

UCCホールディングスとロボットカフェの開発を手掛けるQBIT Roboticsが協力し、ロボットを使った小規模カフェパッケージ「&robot café system」を実現した。6月26日よりUCCグループのラッキーコーヒーマシンが販売する。価格は1,950万円(最大構成時の初期費用。別途保守/サービス料金が必要)。

「&robot café system」は、ロボット/カフェマシン/カウンター筐体があらかじめセットアップされたKIOSKタイプのパッケージ。1.8坪のスペースがあれば、素早く店舗を開店できるという。

カフェマシン(ドリップマシンなど)と、サービスカウンター、アームロボットセット、オーダーハンドラー(注文・決済)、&ロボットおもてなしコントローラー(集客、接客、発話、調理などを行なうシステムコントローラー)をセットにしている。

システムの中核となるおもてなしコントローラーは、ロボットの動作、表情、発話を総合的に取り扱い、複数の注文を同時並行で処理するなど効率的なドリンク作りを実現。カメラにより、来店者の性別や年齢、感情を推定し、立ち位置の情報と併せてロボットの動作や発話内容に変化を持たせ、接客や集客を行なう。

販売開始にあたり、6月26日から7月25日までの期間限定で、UCCグループの旗艦店「上島珈琲店No.11」(東京都港区新橋6丁目11-11 Daiwa御成門ビル1F)店内に「&robot café 上島珈琲店No.11」をオープン。実際にロボット店長がおしゃべりし、ドリンクを作る様子を見られるという。営業時間は10時~17時まで、メニューはドリップコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテなど。