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京急、ラッシュ時の普通列車利用でポイント付与。特急の混雑緩和図る

京浜急行電鉄(京急)は7月1日から、平日朝ラッシュ時間帯の、快特や特急列車の混雑緩和を目的とした、普通列車への乗車でポイントを付与するサービスを開始。ポイント付与アプリ「KQスタんぽ」を活用し、アプリが非可聴音を認識することでポイントが付与される日本初の仕組みを取り入れる。

平日7時30分から9時の上り、平和島駅・品川駅間において、比較的混雑度合の低い普通列車に乗車した、京急プレミアポイントカード等を所有する乗客にポイントを付与。

これにより保育園の預かり時間や仕事(朝礼・会議)等の関係で、数時間単位の通勤時間をズラすオフピーク通勤が難しい利用者に、快適通勤に向けた新しい提案をするとともに、特急列車等の混雑緩和を推進する。

ポイント付与は、ヤマハが開発したSoundUD音声トリガー技術「TypeB」を使用した音声信号である非可聴音を利用。普通列車走行中に車掌がタブレットを操作し、自動車内放送を実施している際に、人間の耳ではほぼ聞き取れない非可聴音を同時に流す。

対象列車の乗客がKQスタんぽでスタンプ取得のための操作を行なうと、アプリが非可聴音を認識する。これは日本初の仕組みとしている。

概要図
左からアプリ起動画面、アプリメイン画面、スタンプ取得画面

利用するための準備として、所有している京急プレミアポイントカード(クレジットカード機能のない京急プレミアポイントクリスタル含む)にて、京急プレミアポイントWeb会員への登録が必要。また、京急プレミアポイント付与には、Web会員登録時に京急駅ナカポイントサービスを利用するためにPASMO番号の登録が必要となる。

KQスタんぽアプリをダウンロード(無料)し、京急プレミアポイントWeb会員登録した京急プレミアポイントカード番号など、必要事項を入力し登録完了。アプリの配信開始は6月28日15時ごろ。

ポイント獲得手順は、平和島駅、大森海岸駅、立会川駅、鮫洲駅のいずれかの駅間で1回、および青物横丁駅、新馬場駅、北品川駅、品川駅のいずれかの駅間で1回の計2回、自動車内放送(通常放送および英語放送)に合わせ、KQスタンぽ画面の「取得」ボタンを押下。スタンプを2回取得することで、翌日に京急プレミアポイント20ポイントが付与される。

駅停車中や、車掌による車内放送時には取得できない。スタンプ取得に失敗した場合は再度取得処理が必要で、自動車内放送が流れている間は、同駅間で何度でもトライ可能。ポイントの付与は1日1回のみ。

京急は今後も、混雑緩和に向けた施策を実施することで、快適通勤や定時運行の確保を推進するとしている。