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イオンモールがオフィス複合型に。名古屋駅北1km「ノリタケの森プロジェクト」

イオンモールは、これまでの商業施設開発とはことなる新たなビジネスフォーマットとして「働く人と企業を支えるオフィス複合型商業施設」を構築。1号店として愛知県名古屋市西区則武新町に出店。「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」として、2021年秋の開業を目指す。

商業施設とともにオフィスも加えた「都市型モール」として展開。計画地は、名古屋駅北東1kmに位置し、周辺は、2027年開業予定のリニア中央新幹線に向けた開発計画が進み、今後も大型開発が予定されるなど、企業の拠点集約・移転や人口増加が見込まれる。

また、年間約31万人が来場する「ノリタケの森」と隣接し、豊かな自然環境を有するとともに、徒歩圏内には「トヨタ産業技術記念館」も立地するなど、産業文化エリアとして国内・海外から人気が高まっている。こうしたことから、都市型モールとしての文化性・利便性に加え、ビジネス拠点集約・移転需要も取り込むことで、新たなランドマークとして名古屋の魅力度向上に寄与できる複合型施設づくりを目指すという。

所在地は、愛知県名古屋市西区則武新町三丁目、敷地面積は約57,000m2

「ノリタケの森プロジェクト」の開発コンセプトは「Common Base」。「来街者、都市生活者、オフィスワーカーが自らの暮らしを磨くモノ・コト・ヒトに出会うことができる名古屋の新しい生活基盤を目指す」という。

商業施設としては、来街者、都市生活者、オフィスワーカーをターゲットに、都市部立地ならではの時間消費機能を備えつつ、単身生活者が多いマーケット環境に対応するネイバーフッドセンター(小商圏をターゲットとする商業施設)の機能も兼ね備えた都市拠点を目指す。

また、「ノリタケの森」や「トヨタ産業技術記念館」が近接する産業文化エリアに立地することを活かし、森を望むこだわりの飲食店など時間滞在型施設を導入。生活する人々や観光客、ビジネス来訪者にショートトリップを感じる特別な日を提供するという。単身者の飲食や、オフィスワーカーの昼食ニーズや健康サポートにも対応。イオンモールならではのオフィス展開を強化していく。