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「O:der Kiosk」で店頭の注文決済をスムーズに。JR東駅ナカ導入

JR東日本スタートアップとShowcase Gigは、店舗省人化プラットフォーム「O:der」と連携した、飲食・小売店向けのマルチ決済対応セルフ注文端末「O:der Kiosk」を、2019年夏の首都圏駅ナカ店舗への導入を計画している。

「O:der Kiosk」は、店舗業務の省力化およびキャッシュレス化を目的に両社がJR東日本グループと共同で開発を進めているセルフ注文決済端末。Showcase Gigが提供しているモバイルオーダーサービスと双方導入によりレジ業務やレジの設置台数を大幅に減らせるとしている。セルフ型かつキャッシュレスのためレジの行列が減り、待ち時間による利用者のストレス軽減と店舗の回転率向上を見込めるという。

利用フロー

また、ローカルネットワークでの動作を基本としているインターネットサービスとの相互接続が難しい仕様の従来の券売機に対して、「O:der Kiosk」はインターネットサービスとの相互接続を可能した業界初の完全クラウド対応。

モバイルオーダーサービスとの連携で、店舗ではメニューや注文の情報をモバイルオーダーサービスと一元化して管理できる。

Suica等交通系電子マネーや各種QRコードを含むマルチ決済対応。また訪日外国人でも利用できるよう、英語、中国語、韓国語に対応している。

両社は2020年のオリンピック開催に向け、増加している「インバウンド対応店頭業務」に向けて、モバイルオーダーと並んで活用されることを想定。店内の各種端末や外部インターネットサービスとの接続先を随時増やしていく。