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記事からすぐに株が買え、“買いコスト0円”のSMBC日興証券「FROGGY」

SMBC日興証券は、情報メディアと取引ツールを一体化した投資サービス「FROGGY」を2月15日より開始した。500円から株を売買できる「個別株の取引機能」を備えた、日本初の投資サービスとしている。

「FROGGY(フロッギー)」では、お金についての正しい知識を得られる無料メディアとして展開していたが、そこに取引ツールを追加。「記事からそのまま株が買える」サービスに一新された。

ユーザーは、700本以上の記事を読んで知識を身につけながら「自分の気になる銘柄と自然に出会う」ことができ、記事からすぐ株が買えるため、実践を繰り返して投資家として成長していく、「学びと実践の両立が可能」という。

記事で企業を紹介するとともに、株価グラフや、売買ボタン、銘柄詳細ボタンを表示。売買ボタンからそのまま注文画面に進んで株を購入できる。東証に上場している約3,700銘柄を「500円から」購入できる点も特徴のひとつ。取引金額は500円以上で、500円単位。

投資プロセス

また、100万円以下の買いのコストを「0円」にした。取引価格が売買のタイミングにされにくい、「VWAPトレード方式」(取引所での1日、もしくは前場/後場の平均的な価格で取引可能となる売買方式)を採用し、手数料の安さをアピールしている。

なお、売却、および100万円を超える買付のときは、所定のスプレッド(売買価格の差)の負担が必要。100万円以下の売却時にはVMAP値よりも0.5%、100万円超の売却では1%安い価格で売却し、100万円超の買付時には1%高い価格での買付となる。

記事数は700本以上だが、今後も「億超え投資家」、「上場企業社長インタビュー」など、毎日コンテンツを更新。ひとりひとりに合った実践的な「投資の学校」を目指すという。

「取引画面」は、情報を極力減らし、「シンプルでわかりやすいデザイン」を目指した。「必要な情報を絞り込み、 わかりやすく再設計することで、『投資の最後の一歩』で足踏みする人を減らしたい」としている。