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桜開花予想を日本気象協会が発表。早い地域で3/19、東京は3/22

日本気象協会は、日本全国51地点の桜(ソメイヨシノの標本木48地点と日本三大桜3地点)の、第1回となる開花予想を発表。全国的に平年並みか早いとの予想を出した。

2019年桜開花予想前線図/日本気象協会発表

開花が最も早いのは、福岡と熊本で3月19日。以降、21日に長崎と佐賀、高知で、22日には東京と松山で開花。西日本から東日本の広い範囲で3月末までに、北陸や長野、東北では4月上旬から中旬、函館では4月29日に開花するとしている。東京の昨年の開花日は3月17日、平年開花日は3月26日。

西・東日本では、2月中旬に一時的に寒気が流れこむものの、2月下旬以降は気温が平年並みか高くなる。また、北日本では、3月にかけて寒気が断続的に入り、平年並みの気温となるものの、北日本の開花に大きな影響を与える4月の気温は平年並みか高いと予想。予想開花日は平年並みか早い見込みという。

なお日本三大桜とは、福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(エドヒガンザクラ)。いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されており、樹齢は1,000年以上、幹回りは9m以上。

山高神代桜