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東京都、「ケンコウデスカマン」が答える受動喫煙防止対策AIチャットボット

東京都は、受動喫煙防止対策に関する都民や事業者等の問い合わせに24時間365日対応するため、ホームページ上でAIチャットボットによる問い合わせ対応を開始した。

利用方法は、福祉保健局ホームページ「とうきょう健康ステーション」内の「東京都受動喫煙防止条例」のページにある、東京都健康づくり推進キャラクター・ケンコウデスカマンのアイコンをクリックし、チャットボットを起動。質問欄に質問を入力すると、AIがその意味をとらえて回答を表示。回答内容が的確かどうか、評価の選択もできる。

右下のケンコウデスカマン(赤枠部分)をクリックするとチャットボットが起動

東京都受動喫煙防止条例の対象施設や条例内の用語の意味など、都の受動喫煙防止対策に関する内容について問い合わせ可能。質問例として「飲食店はどのような対応が必要?」、「喫煙専用室とは?」、「加熱式たばこの取扱いは?」が挙げられている。

「受動喫煙の身体への影響は?」と質問してみたところ、ケンコウデスカマンは「受動喫煙は、肺がんや乳幼児突然死症候群、虚血性心疾患等のリスクを高めるとされています。また、受動喫煙による年間死亡者数は、約1万5千人、受動喫煙のある人は、ない人に比べ、肺がんリスクが約1.3倍になると言われています。詳細はこちらをご覧ください。【外部リンク】国立がん研究センターがん情報サービスHP」と回答してくれた。

サービス開始後も、対応可能な質問数をさらに増やしていくとしている。