ニュース

フリーランスでもiDeCo。野村證券とランサーズが提携

野村證券とランサーズは、フリーランス向けの資産形成サポートで業務提携。ランサーズが展開する「Freelance Basics」を通じて、フリーランス向けに個人型確定拠出年金(iDeCo)サービスを提供する。

Freelance Basicsは、フリーランスに網羅的な支援を行なう、ランサーズのサービス群。個々の能力や得意な領域にフォーカスして時間を使えるよう、経理財務や法務、総務など、事業活動に必要な領域を支援することで、会社員とのリソース差分を埋めるという。

会社や団体などの組織に属さないフリーランスの個人事業主・法人の場合、福利厚生の支援をを十分に受けられない場合が多く、将来に向けた資産形成が課題となる。そうした中、野村証券とランサーズが協力し、Freelance Basics利用者に「野村のiDeCo」を提供。専用窓口の設置や対面セミナー、インターネットを通じた情報提供などで、フリーランスに対する支援を積極的に行なっていくという。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月決まった掛金を投資信託や定期預金などで積み立てて、60歳以降で年金や一時金として受け取れる私的年金制度。積立期間中の掛金全額が所得控除となるほか、運用期間中の運用収益(利息・売買益)が非課税に、受取時も一定額まで非課税となるなどの税制優遇を受けられる。