ニュース

下北沢駅、京王線と小田急線の改札分離。中央口新設'19年3月から

京王電鉄と小田急電鉄は、井の頭線下北沢駅付近改良工事、小田急小田原線連続立体交差事業および複々線化事業の進捗にあわせて、2019年3月16日始発から新たに中央口改札口の供用を開始する。

左が小田急線改札、右が京王線改札

今回の中央口改札口新設に伴い、小田急電鉄の改札口と京王電鉄の改札口を分離するとともに駅前広場に面した出入り口を整備する。工事期間中、井の頭線下北沢駅は仮設通路や仮設改札口を使用していたが、これにより通路が明確化される。西口改札口(吉祥寺方面)の変更はない。

井の頭線側に京王中央口、小田急線側に小田急中央口が新設。今後、井の頭線と小田急線を乗り換える場合は一度改札口を出る必要がある。

下北沢駅改札階の京王中央口付近の計画平面図
下北沢駅改札階の小田急中央口付近の計画平面図

また、井の頭線下北沢駅渋谷方ホーム下の改札階に、新たに自動改札機8台、有人改札口(オープンカウンターを設けたガラス張りのシースルー改札)1カ所、自動券売機3台、自動精算機1台、チャージ機2台を設置。

京王電鉄は、2018年度末までには井の頭線下北沢駅構内に多機能トイレおよび男女トイレを新設を予定。2021年度の整備完了を目指し、ホームドアの設置工事を進めるとしている。

小田急線中央口には、自動改札機8台、有人改札口、自動券売機3台、チャージ機1台、自動精算機1台が設置される。

小田急中央口イメージ

小田急電鉄は、ホーム新宿側にエスカレーターを設置。地上1階と地下1階、地下1階と地下2階を結ぶエスカレーターを2018年度中に使用開始する。また、ホームドアを導入。地下1階ホームは2018年度中、地下2階ホームが2020年度中の使用開始を予定している。

小田急下北沢駅構内イメージ