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「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」が建替え着工。2020年春開業へ

三井不動産は、神奈川県横浜市金沢区の「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」の建替えを開始した。12月3日から新築工事を着工し、2020年春の開業を目指す。

(仮称)三井アウトレットパーク横浜ベイサイド建替え計画。外観イメージ(南東側)

「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」は、1998年に開業(当時の名称は「横浜ベイサイドマリーナショップス&レストランツ」)し、2018年9月に一時閉館。「時代のニーズに応じた施設への刷新」を図っており、従来80店だった店舗数を150店舗に拡充するなど、大規模なリニューアルを行なう予定。三井不動産初のアウトレット建替え事業となる。

北西エントランス

所在地は、神奈川県横浜市金沢区白帆5-2。交通は、首都高速湾岸線「杉田」IC・横浜横須賀道路「並木」ICから約1.5km、横浜シーサイドライン「鳥浜」駅から徒歩5分。敷地面積は約32,000m2、延床面積は約54,000m2

商業機能については、店舗数を約150店舗に拡充。国内外のファッションブランド・高感度セレクトショップ・キッズ・スポーツ&アウトドア・生活雑貨など、幅広いブランドをより充実させる。加えて、海沿いに飲食店舗を拡充し、滞在型のアウトレット施設へと機能を強化する。

海に面するエントランスエリア

施設のデザインコンセプトは「NEW MARINA LIFE」。買いものだけでなく、散歩・ジョギング・海や船の並ぶ景色を眺めながらの食事など、来場者が思い思いの時間を過ごせる賑わいある滞在価値の高い施設づくりを目指すという。建物内外装は、白を基調とし、居心地のよいライトブラウン、海沿いの賑わいを演出するネイビーを随所に採用予定。施設中央には約2,000m2の中庭を配し、イベント広場やレストスペースを充実する。

北東エントランス
施設内イメージ(中庭)

また、マリーナに隣接した環境を活かし、横浜ベイサイドマリーナの船舶オーナーサロンをはじめとしたマリーナ事業関連機能や船舶ディーラーショップを新設。LINKAI横浜金沢(金沢臨海部産業地域)の魅力発信のため、NPO法人Aozora Factoryとのイベント連携なども予定している。