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京急、WeChatとAlipayを天然温泉 平和島に導入。訪日外国人ニーズに対応

京浜急行電鉄は、訪日外国人旅行客に向けたキャッシュレス決済サービスWeChat PayとAlipayを、京急沿線施設を中心に順次導入する。

第一弾として、羽田空港と親和性の高い「天然温泉 平和島」へ導入する。天然温泉 平和島は、24時間営業の温泉施設。11月19日から、中国人向けモバイル決済サービスWeChat PayおよびAlipayを導入した。

WeChat PayおよびAlipayは、テンセントホールディングおよびアリババグループが提供する中国で最も普及しているSNSサービスであり、QRコードを使用したキャッシュレス決済サービス。

サービスの導入により、中国国内で使い慣れた決済手段を日本国内でも利用可能になるので、訪日外国人向けサービスの更なる利便性向上を図るという。

また、京急電鉄では、新規事業創出プログラム「KEIKYUアクセラレーター」などにおいてQRコードなどキャッシュレス決済の有効性の検証を行なう。KEIKYUアクセラレーターとは、「次の120年に羽ばたくイノベーション」をキーワードに、2018年2月に創立120年を迎えた京急電鉄とベンチャー企業が力を合わせ、京急沿線の暮らしとその先にある未来を豊かにする新規事業の創出を目指すプログラム。