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TikTokでエイベックス保有の25,000曲が利用可能に。アジア圏も

ショートビデオの「TikTok」と、エイベックスが包括的楽曲ライセンスで提携。エイベックスが保有する約25,000の楽曲がTikTokで10月30日から利用可能になる。TikTokと日本の音楽レーベルやエンタテインメント企業が包括的なライセンスを結ぶのは初めてで、日本国内のユーザーだけでなく、J-POPの人気が高いアジア地域のユーザーも10月末から順次楽曲が利用可能となる。

TikTok(ティックトック)は15秒のショートムービーを投稿・配信する動画プラットフォームで、日本国内での月間再生回数は130億回を超える。TikTokで、大人気となった「#め組のひと」などの動画と共に使用されている楽曲が多くのユーザーに認知され、人気に火がつくなど、音楽業界からの注目が高まっている。

エイベックスは、TikTokに保有楽曲を開放し、日本のユーザーだけでなく、J-POPの人気が高い中華圏、韓国、インドネシアなどのアジア地域のユーザーが自由に楽曲を利用できる環境とし、幅広いコンテンツの制作を促す。また、若年層やアジア地域において、よりリアルなマーケティング活動が実現できるとする。

提供対象となる楽曲は、エイベックス・エンタテインメントの原盤保有楽曲で、契約締結者はエイベックス・デジタル。