2001年12月
『スナッチ』

『ターミネーター』

『グリンチ』

2001年11月
『キャスト・アウェイ』

『スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス』

『ショコラ』

『ゴッドファーザー』

スタンド・バイ・ミー』
2001年10月
『明日に向かって撃て!』

『羊たちの沈黙』

『バトル・ロワイアル』

アンブレイカブル』
2001年9月
『アラビアのロレンス』

『初恋のきた道』

『ペイ・フォワード』

クリムゾン・リバー』
2001年8月
『コヨーテ・アグリー』

『リトル・ダンサー 』

『ザ・セル 特別プレミアム版』

『火垂るの墓 −ほたるのはか−』

『17歳のカルテ コレクターズ・エディション』

2001年7月
『ダイナソー』

『宮廷料理人ヴァテール』

『グリーン・デスティニー』

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』


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原題:『THE SILENCE OF THE LAMBS』

監督:ジョナサン・デミ
製作:ケネス・ウット/エドワード・サクソン/ロン・ボズマン
脚本:テッド・タリ
原作:トマス・ハリス
出演:ジョディ・フォスター/アンソニー・ホプキンス/スコット・グレン ほか

DATA:
発売メーカー名:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社
定価:3,980円(税別)

■続編公開で再び注目を集めた現代心理ホラーの金字塔


 タイトルを耳にしただけで、鳥肌が立ってしまうサスペンス・ホラーの傑作『羊たちの沈黙』。DVDソフトのパッケージに写るアンソニー・ホプキンスの顔を見ていると、「ハロー、クラリース」と独特のイントネーションを持ったレクターの語りが、今にも聞こえてきそうだ。1991年度のアカデミー賞主要5部門を独占し、類稀なるホラーの名作として歴史に名を残す本作に詳しい説明は不要だろう。トマス・ハリスが発表した同名ベストセラー小説の映画化である本作は、続編として製作された『ハンニバル』の公開もあり、今年になって再び注目を集めた。そして、公開から10年を経た今も、そこに存在していた恐怖は決して色褪せてはいない。体に絡みつくような緊張感とともに、10年経った今も、鮮やかな戦慄が押し寄せて来るのである。

 女性を誘拐し、皮をはいで殺害するという残虐な連続殺人事件が発生した。バッファロー・ビルと名づけられた犯人鬼の心理分析を行うため、FBIは天才精神科医でありながら自らの患者を9人殺害して食べた凶悪犯、ハンニバル・レクター博士の協力を望んでいた。そして彼の元に一人の女性訓練生、クラリス・スターリングを送り込む。捜査協力への代償として、クラリスに過去を語らせるレクター。二人の間には、いつしかガラス越しの奇妙な関係が生まれてゆくのだった。

 不気味でありながら紳士的な魅力をも併せ持つ犯罪者、ハンニバル・レクターの名を世界に知らしめたシリーズ初の作品がついにDVD化されたとあって、「待ってました!」と感じた映画ファンも多いことだろう。今やすっかり映画史上最も恐ろしいキャラクターの一人となったレクターが、いよいよあなたの家にもやってくるのだから

 

■仮面の下に隠された大物俳優の素顔とは!


 本作では、主演のジョディ・フォスターの名演と並んで、当時は米国での知名度が低かったアンソニー・ホプキンスが見せた怪演にことさら注目が集まった。人を舐め回すような視線、見開かれた瞳から放たれる鋭い眼光、まとわりつくような湿った口調。これらを自在に操って、品格と知性、そして狂気を湛えたレクター博士という人物を雄弁に物語る演技は、俳優としてすでにこの時、成熟しきっていたことを示している。だが、それに反して、ホプキンスという役者はどうにも素顔が見えにくい。演技があまりにもリアルで、彼の人物像が浮かび上がってこないということもあるのだが、それだけではない。演技をしていない時の印象があまりにもまちまちなのである。

 以前、日本の某自動車メーカーのCMに出演した際の話。広告業界にいる知人から撮影秘話を聞いたのだが、スタッフたちは本人に会うまで「サー・アンソニーと呼ばないと失礼にあたるからね」としつこく言い聞かされていたそうだ。だが実際に会ってみると本人から「コール・ミー・トニー(トニーはアンソニーの愛称)」と言われ、「なんて気さくな人なんだ!」と感激したらしい。そんなエピソードもあるかと思えば今年、『ハンニバル』のPRのため来日した際、記者会見の席でなんだか面倒くさそうに質問に答えていた気難しい爺さんという印象も拭い去れない。だが、NHKで放映されていた番組、「アンソニー・ホプキンス、自らを語る」では、後輩に向けて丁寧に質問に答えていた素晴らしい大先輩という一面も忘れるわけにはいなかい。果たしてどれが本当の素顔なのか。

 それではメイキング映像で仕事に取り組む姿でも見てみれば、カメラを意識しない素の彼が見えてくるかもしれないと、今回はいつにも増して興味津々で特典映像に臨んだ。さて、メイキングやドキュメンタリー映像、NGシーン集などで私が目にしたホプキンスの素顔とは…と、いろいろと書き連ねたいところだが、ここで明かしてしまうとDVD特典を観る楽しみが半減してしまうのであえて言及するのは避けておこう。ただ、緊張感漂う撮影の合間に、血まみれメイクのまま無邪気に笑顔を見せるシーンや、スタッフの証言から垣間見えてくるものが多いことだけは伝えておこう。また、当時実際にホプキンスが使用していたと思われる留守番電話のメッセージも収録されているので、彼のユーモアのセンスに触れることもできる。とにかくこのDVDには、サー・アンソニーの人となりを知る素材が詰まっているのである。

 



■片面2層
■画面サイズ:ビスタサイズ(16:9)
■収録時間:118分
■音声仕様:
   1,英語 5.1chサラウンド
   2,日本語 ドルビーサラウンド

 
■未公開シーン集
■ドキュメンタリー『迷宮の中へ』(約60分)
■メイキング・オブ『羊たちの沈黙』(約8分)
■NGシーン
■A・ホプキンスの電話メッセージ
■『ハンニバル』予告編
■オリジナル劇場予告編
■TVCM集
■フォト・ギャラリー(約118点)


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