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2020年4月3日   [おもしろグッズ]  [キーボード・マウスなど

目指せ“メカニカルスイッチソムリエ”! 上海問屋の72キー搭載スイッチテスターを試してみた

「72キー搭載メカニカルスイッチテスター DN-915965」

 今回紹介するアイテムは、「72キー搭載メカニカルスイッチテスター DN-915965」。71種類のキースイッチをまとめてチェックできるアイテムだ。この時点で多大に人を選ぶが、昨今は自作キーボード熱も高まっているほか、ゲームや作業用キーボードに搭載されるキースイッチも増えており、“メカニカルキースイッチソムリエ”を目指したい人向けになる。

 販売価格は税抜き7,200円(税込7,920円)。


71種類ものメカニカルスイッチを比較できるテスター

 このアイテムのカテゴリーとしてはスイッチテスターになる。アクリルのテスト台に71種類のメカニカルスイッチが搭載されており、スイッチごとのクリック感や押下圧、ストロークなどの違いを比較しまくれる。レイアウトは8行×9列で、72キー仕様だ。

  • シンプル極まりないパッケージ

 71種類のメカニカルスイッチ搭載と記したが、右下端のスイッチは製造メーカーのアピール枠になっており、キースイッチは71種類のいずれかになる。なお、このスイッチは製造時期により異なる可能性があるそうだ。

  • 本体。キーキャップリムーバーも付属する
  • 梱包されたキーキャップの順番は本体のスイッチの並びに対応するが、1列あたりの個数が異なる

 さて。注意点としては、開封時点でキーキャップは未装着の状態になっており、梱包順 = キースイッチの配列となっていること。また配列を記した紙類は同梱されていない。キースイッチにある名称の記載と、軸の色である程度の見分けは可能だが、慣れていないととても面倒なので、ひとつずつ取り出してキャップを被せていくのがいいだろう。

  • パッケージ裏面に詳細な表示内容が記載されている

 搭載されているスイッチは以下の通り。打鍵音が激しいスイッチから静かなスイッチのほか、軽いスイッチ、重いスイッチなどなどバラエティに富んでいる。

Cherry MX Black、Cherry MX Red、Cherry MX Brown、Cherry MX Blue、Cherry MX Clear、Cherry MX White、Cherry MX Green、Cherry Tactile Gray、Nobelkeys Cream、Gateron Black、Gateron Red、Gateron Brown、Gateron Blue、Gateron Clear、Gateron Yellow、Gateron Green、Aliaz 60g、Zealios 62g、Gateron SMD Black、Gateron SMD Red、Gateron SMD Brown、Gateron SMD Blue、Gateron SMD Clear、Gateron SMD Yellow、Gateron SMD Green、Aliaz 70g、Zealios 65g、Gateron Milk Black、Gateron Milk Red、Gateron Milk Brown、Gateron Milk Blue、Gateron Milk Clear、Gateron Milk Yellow、Gateron Milk Green、Aliaz 80g、Zealios 67g、Kailh Box Black、Kailh Box Red、Kailh Box Brown、Kailh Box White、Kailh Box Dark Yellow、Kailh Box Burnt orange、Kailh Box Pale Blue、Aliaz 100g、Zealios 78g、Cherry Rgb Black、Cherry Rgb Red、Cherry Rgb Brown、Cherry Rgb Blue、Cherry Rgb Silver、Kailh Speed Copper、Kailh Speed Gold、Kailh Speed Bronze、Kailh Speed Silver、Gateron Silent Black、Gateron Silent Red、Gateron Silent Brown、Kailh Box Royal、Kailh Box Navy、Kailh Box Jade、Kailh Hako True、Kailh Hako Violet、Kailh Hako Clear、Cherry Silent Black、Cherry Silent Red、Cherry Speed Silver、Kailh Pro Burgundy、Kailh Pro Purple、Kailh Pro Green、Tealios 67g、Kailh Hako Royal Clear

 レイアウトは左上から見ていくと、横はブランドおよびメーカー、縦は軸の色でおおよそ住み分けされている。またAliazやZealiosは押下圧順に並ぶなど、比較しやすい。

 底面に配線をすれば作動点を実際に入力しながら確認も可能だ。なんとなく、押下していき、自分のフィールと合うキースイッチを探すのが主な使い方となるが、指先が覚えてくると、どのメーカーのどの軸かと分かってくるため、店頭でキーボードをチェックする際にも役立つだろう。

  • スイッチだけを眺めるのもアリ
  • 取り付け途中
  • 取り付け終えた状態
  • 正しい配置。上海問屋の製品情報ページくらいしか正解例がなかったので、掲載しておく

 メカニカルスイッチテスターだが、ここまで揃っていると、とりあえず手元に欲しくなるコレクターズアイテム的だ。キーボードを選ぶ際には予めどのスイッチがいいかを絞り込めるし、自作キーボード沼に踏み入れる際のお供にもいいので、メカニカルスイッチ大好き勢は確保しておこう。

72キー搭載メカニカルスイッチテスター DN-915965
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=465089&lf=0

製品担当者のこだわりポイント

メカニカルスイッチが大好きで眺めたり触ったりしているだけでハッピーになれる人向けの製品です。

なんというか軸がたくさん並んでいるとそれだけでとても綺麗ですよね。使うとき以外はキーキャップを外してずっと眺めていたいです。心乱したときなどはこれを触ると精神的に落ち着くのでとても重宝しています。

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