いつモノコト
感激するほど軽い折りたたみ傘 持たない主義だったけど考えが変わった
2023年6月10日 10:00
梅雨から夏にかけては天気のスッキリしない日も多いもの。雨が降るのがわかっていれば折りたたみ傘を持っていきますが、そうで無ければ傘を持たない主義の筆者。常に持って歩くには嵩張るし重いからです。そして予報が外れたり、通り雨が来たりで「傘を持ってくれば良かった」と思うことは少なくありません。
そんなときに見つけたのが「65g」という超軽量を謳うムーンバットの「estaa Magical Tech(エスタ マジカルテック)折りたたみ傘」です。お店で持ってみると拍子抜けする軽さに感激。「これならいつでもカバンに入れておける!」と購入を決めました。
家に帰って実測してみると、カバー込みでなんと65gを切っているではありませんか。実質60g強という驚きの軽さです。価格は3,300円と一般的な折りたたみ傘よりも高めですが、軽量化のためにカーボンの骨まで採用した軽さとコンパクトさなら十分その価値はあるでしょう。傘が軽いと、差しているときに腕が疲れにくいことにも気づかされました。
収納時の長さは20.5cmほど。カバーに入れたときの太さは約3.5cm。広げた際の直径は約80cmといったところ。中程の骨が2本ある工夫のせいか、折りたたみ傘でよくある「開くときに先端の骨まで力が伝わらず、一発で開かない」や「外側の骨が上側にいってしまう」というイライラもありません。非常に使いやすい印象を持ちました。
標準的なサイズの紳士傘ほど雨をカバーしてくれないでしょうが、負担なく持ち運べる傘だと考えたら十分な役割を果たします。一般的な傘に比べると内側に強い風を受けた際に反転状態になりやすいので注意が必要ですが、骨が折れることは無くすぐに戻せるのは良い点です。敢えて反転状態になりやすくすることで、破損を防いでいるのかもしれません。半年以上使っていますが、壊れることなく活躍してくれています。
軽量タイプの折りたたみ傘はメインターゲットが女性なのか、可愛いデザインや色が多いのですが、このシリーズはライトグレー、ブラック、ネイビーブルーなど男性も使いやすいカラーが揃っているのもポイントでしょう。筆者が購入したのはライトグレーで、オシャレな感じがします。
日傘兼用にもなっていて、紫外線を軽減するUV加工がしてあるそうです。UV加工の効果まではよくわかりませんが、男性でも夏場に何かの行列に並ばなければならないといったケースでは日傘があると全然違います。雨にしろ日差しにしろ、こういった軽量傘をひとつ持っていると一年中安心できるでしょう。