レビュー

世代を重ねて収穫期に! Googleスマートウォッチ「Pixel Watch 4」の円熟

今回は「Pixel Watch 4」45mmモデル(カラーはObsidian)のレビューをお届けします

いわゆる“スマートウォッチ”が注目を集め始めたのは2010年代半ばのこと。それから約10年が経過した訳ですが、この間、機能の成熟は静かに、そして着実に進んでいます。

Androidスマートフォンをご利用になる方にとって、最も注目すべきブランドはGoogleのPixel Watchでしょう。初代モデルは2022年に発売。そして2025年秋、4世代目となるPixel Watch 4が登場しました。

個人的な話になりますが、筆者はPixel Watchを都合3年に渡って使い続けてきました。そんな立場から最新のPixel Watch 4を試用してみますと「見た目の変化は地味だけど、やっぱり進化してるなぁ!」──この言葉に行き着きます。何が良くなったのか? まだダメなポイントはどこか? 本音で語っていきたいと思います。

45mmモデルで実感 やはり最新ディスプレイは違う

Pixel Watch 4はケース(本体)サイズが異なる2モデルがラインナップされています。具体的には45mm・41mmの2種類で、筆者は今回、大きい方の45mmモデルを試用しました。ちなみに、大小2モデル体制となったのは2024年発売のPixel Watch 3から。筆者が常用しているPixel Watch 2(2023年発売)は、この前提に立つと41mmモデルに相当します。

Pixel Watch 4(45mm)とPixel Watch 2を比較。サイズはこれだけ違います
同じく裏面を比較。中央の部分が緑色に光って脈拍を検知する点は同じですが、デザインは違います。Pixel Watch 2の充電端子はこの面にあり
側面から見ると、本体ケースの色味の違いがはっきり分かります。こちらはリューズ側
リューズの反対側。横長のスピーカー穴がありますが、Pixel Watch 4のみ、その横に充電端子があります
バンドは器具なしで取り外し・交換が可能
パッケージとおもな付属品。バンドはサイズの異なる2種類が同梱

45mmモデルのサイズ感は、41mmモデルを長らく使っている身からすると、とにかく新鮮で、実用性のアップに繋がっていると感じます。時計盤面(ウォッチフェイス)の表示が全体的に大きくなり、プッシュ通知の文字列表示にも余裕があります。45mmを一度体感してから41mmのPixel Watch 2に戻ると、どこか窮屈さを感じるほどです。

この一因は、ディスプレイのベゼル(額縁幅)にあると考えられます。Pixel Watch 4ではActua 360と呼称される新型ディスプレイの採用により、従来モデルとの比較で画面サイズが10%拡大、逆にベゼルは16%縮小したと説明されています。

気になってベゼル幅を測ってみたのですが、Pixel Watch 2は約4~5mmであるのに対し、Pixel Watch 4の45mmモデルでは約3~4mmといったところ。根本の画面サイズが異なりますので直接的な比較にはムリがありますが、とはいえ画面から受ける鮮烈度は明らかに違います。ここだけをもってしても、最新のPixel Watch 4、特に45mmモデルを選ぶ価値はあるでしょう。

ベゼル幅にご注目。左のPixel Watch 4のほうが明らかに細く、画面も見やすい印象を受けます。これを一度体感してしまうと、旧モデルにはもう戻りたくない!

ただ45mmモデルと41mmモデルではお値段も違ってきます(41mmが52,800円~、45mmが59,800円~)。果たして、どちらがいいか。ここは悩むところです。筆者としては、情報表示量で明らかにアドバンテージのある45mmモデルを推したいところですが、身に付ける方の腕の大きさ(太さ)によってもフィット感は違うはず。ここは是非一度、店頭の展示品などでご確認ください。

常時表示して、睡眠量を測っても余裕のバッテリー性能

今回の試用を通じて、最も驚かされたのはバッテリー性能でした。

スマートウォッチは様々な機能を搭載していますが、1日1回の充電でそれらをフルに使い切るのはバッテリー消費量の観点から難しい──それが筆者の約10年のスマートウォッチ歴から導き出された経験則というか、ある種の真実でした。

Pixel Watch 4のバッテリー情報画面。バッテリー性能は、スマートウォッチの使い勝手を左右する、最重要ファクターと言えます

バッテリー消費への影響が特に大きいのは、ディスプレイの常時表示です。節電のために秒の表示などは省略しつつも、大まかな時刻だったり、日付、曜日などを腕の傾き具合にかかわらず確実に視認できるため大変便利な機能ですが、それでもバッテリーを食います。メーカー側がいくら「常時表示できます」と説明しても、「いや、確かに機能的には存在するけど、バッテリー持たないでしょ」と心の中で反論するのが日常でした。Pixel Watch 2発売の頃にはだいぶ改善されましたが、それでも筆者は常時表示をオフにしていました。充電台から外して12時間後、外出先から帰宅する際の電車内でバッテリー残量にヤキモキしたくはないからです。

これが全灯状態。アナログ盤面で、よく見ると秒針が確認できます
対する常時表示の状態。明るさが抑えられ、表示情報の更新頻度などが下がります。最も顕著な違いは、秒針の非表示化
常時表示は設定でオン・オフを選択できます。正直なところ、筆者はオフ一択でした。少なくともこれまでは

Pixel Watch 2を夜22時の入浴時に充電して、1~2時間後の就寝時に再装着するとします。睡眠量を計測して、朝起きた段階でバッテリー残量はだいたい80%、そして常時表示をオンにしておくと夕方には間違いなく残量40%を切るというのが筆者の認識です(2年使い込んだ個体という前提はありますが)。これが常時表示オフなら60%程度は残ります。運動量計測や徒歩ナビゲーションをそれなりの頻度で実行しようとなると、この差は相当大きく、結果として筆者は睡眠量計測はせず、常時表示もオフにするというスタイルに落ち着いていました。

しかしPixel Watch 4の45mmモデルは次元が違います。まず8時間程度の睡眠量計測でのバッテリー消費は5%未満。そして常時表示をオンにして1日過ごしても、充電直前のバッテリー残量75%がほぼ当たり前でした(つまり1日の消費量は25%程度)。このレベルであれば、1泊2日程度の出張・旅行でしたら、Pixel Watch 4の充電器を持ち歩かなくて済むかもしれません。

充電後に6時間睡眠し、さらに起床から10時間ほど経ってもバッテリー残量は80%前後。これなら常時表示をオンをする気にもなります

注意したいのは、Pixel Watch 4の45mmモデルと41mmモデルではバッテリー性能が違う点です。前者はバッテリー容量455mAhで、後者は同325mAh。スペック表に記載された“常に表示状態のディスプレイ”での連続動作時間は前者40時間、後者30時間となっています。より安心して、長時間に渡って使うために、大きい方の45mmモデルを選ぶというのもアリでしょう。

Material 3 ExpressiveがPixel Watchにも

ここからはPixel Watch 4のOS・内蔵ソフトウェア周りを見ていきます。まず目に付くのは、Pixelスマホ本体で採用が進んでいる新ユーザーインターフェイス(UI)「Material 3 Expressive」の適用です。

全体的にカラフル感が増し、クイック設定パネルや、「タイル」と呼ばれるショートカット機能はGoogle製アプリを中心に、デザイン刷新が進んでいます。Pixel Watchを旧モデルから使いこんでいる方なら、より新鮮で、楽しく使えると思います。

「Material 3 Expressive」が適用されたPixel Watch 4のクイック設定パネル
「Material 3 Expressive」適用前のPixel Watch 2だとこんな感じ
アプリによっては「タイル」の見た目がかなり変わりました。こちらはPixel Watch 4の「タイマー」
Pixel Watch 2の「タイマー」タイル。Pixel Watch 4に慣れてしまうと、少々寂しい

実用面では、プッシュ通知のリッチ化が大きそうです。親機であるスマホ側に届くプッシュ通知において、画像が添付されている場合、Pixel Watch 4側でもその画像が表示されることを確認しました。またSMS/RCSの送受信に使われるGoogle製「メッセージ」アプリでは、相手方のプロフィール画像(連絡先アプリに登録してある画像)が表示されたりと、色々な変化がありました。

Pixel Watch 4の通知。アイコンがフルカラー表示になったり、添付画像がプレビューできたり、全体的に華やかになりました

「手をあげて話す」なら、片手でGeminiが使える

GoogleのAIと言えば、Geminiです。チャット型の生成AI機能としてはもちろん、検索サービスにおける「AIモード」の導入など、ありとあらゆる場面でGemini関連機能の統合が進められています。

Pixel Watchも例外ではありません。2年前に発売されたPixel Watch 2でも、それまでのGoogle アシスタントと入れ替わるようにGeminiが導入されました。サイドボタン長押しで機能がオンになり、話しかけると文字・音声の両方で結果を出力してくれます。

アプリ一覧画面にGemini。この他にサイドボタン表示、盤面のアイコン(コンプリケーション)でも呼び出せます
ちょっと長めの回答も、時計単体で確認できます

タイルやウォッチフェイスのボタンをタップすることでもGeminiは呼び出せますが、現状でPixel Watch 4だけの特権となっている方法として「手をあげて話す(Raise your wrist)」があります。

これは、Pixel Watch 4を口元から4インチ(10.16センチ)ほどの場所に近づけ、それによって専用のインジケーターが画面に表示されている数秒間だけ、音声入力でGeminiが利用できる機能です。手の動きに対する反応の幅、話しかける際の音量は調整できます。

「手をあげて話す」の設定画面
手をあげたことが検知されると、数秒だけ画面下部に青いラインが出ます。この間に話かければOK。誤検知されても、黙っていれば基本的にはスルーされて終わりです

この説明だけだと「お、おぅ」という反応で終わってしまいそうですが、それでスルーするのは実に勿体ない。というのも、片手を上げるだけで、しかもボソボソ声で喋ってもGeminiが利用できるようになるからです。つまり、片手が塞がっていても、スムーズにAIを活用できます。

もちろん、「OK、Google」や「ねぇGoogle」のような呼び掛け語を使えば、片手どころかハンズフリーで音声入力的な機能は利用できました。ただしスマホ本体なりスマートスピーカーを用意し、それなりに明瞭な(大きな)声を出さないといけません。

しかし「手をあげて話す」なら、自宅でダラダラ過ごしているとき、テレビ音量を絞ったりする手間なく、Geminiが利用できる訳です。なんなら公共空間でもいけるでしょう。完全ワイヤレスイヤホンを装着して歩きながら電話している人がそれなりにいる時代ですしね。なおGeminiの返答は音声をオフにして文字だけにすることもできます。

片手が塞がっている時はもちろん、家でダラダラしている時も「手をあげて話す」は重宝すると思うのですが、いかがでしょう?

時計で録音して、Pixel本体で聞く

Pixel Watch 2を普段使っている中で、もどかしい機能が1つありました。音声録音アプリの「レコーダー」です。

これがあればPixel Watch 2単体で録音できるので、仕事用のICレコーダーを忘れた時のリカバリーだったり、録音品質はどうでもいいのでとにかく緊急でメモするといったシチュエーションにピッタリはまりそうなのですが、しかし保存した音声データを外部にコピーする手段がないのです。Pixel Watch 2で録音して、Pixel Watch 2で再生するしかなかった。

Pixel Watch 2の「レコーダー」アプリ。録音も再生もできますが、筆者としては“録音データをスマホやPCへ転送”したいんです

これがどうやらPixel Watch 4において、Pixelスマホを親機とする場合に限ってではあるものの、端末間同期・バックアップが可能になっています。同期されたデータは、Webサイト( https://recorder.google.com/ )からも参照可能。よってケーブル接続なしに録音データをマルチデバイス活用できます。これはなかなか便利です。

録音品質は十分。口元にPixel Watch 4を近づけて数十秒録音する程度の用途であればまったく不満はありません。腕をダラッと下げた状態でも、自分自身の声は漏れなく録音できるはずです。ただし、Pixelが得意とするはずの文字起こしはもうメチャクチャの一言で、到底アテにはできません。この部分は要・改善ですね。

そしてPixel Watch 4の「レコーダー」アプリは同期メニューが! やった!
同期したデータはPixelスマホの「レコーダー」アプリから再生可能。しかし文字起こしは相当メチャクチャでした

シリーズ初という「心電図」機能

スマートウォッチでの医療計測機能は各国の法体系によるところが大きいため、米国など海外で先行実装され、日本では数年後に遅れて利用可能になる……というのが一般的です。このあたり、筆者も混乱していてなにがなにやらという感じだったのですが、Pixel Watch系では今回のPixel Watch 4ではじめて、心電図(ECG)機能が搭載されました。エクササイズアプリであるFitbitのいち機能として、提供されています。

初回利用にあたっては、かなり厳密な機能説明が出てきてビックリしますが、計測自体は簡単。Pixel Watch 4を装着し、専用の「心電図」アプリを起動。座った状態で机に腕を置き、リューズ部分にもう一方の指を押し当てて30秒間待てばOKです。

初回利用時の設定画面
センシティブな身体情報を扱うだけに、説明はかなり入念です

説明によれば、不整脈の一種である心房細動に関連して、その兆候を心拍リズム計測から発見するというのが、心電図機能の意義とのこと。Pixel Watch装着時はほぼ常時取得しつづける脈拍のようなデータとは異なり、ある特定の30秒間だけを計測するという仕様です。毎日一回測定するようなデータではないと思われますが、例えば月に1回・半年に1回というサイクルでの計測が身近な機器で行なえることには、少なからず意義があるでしょう。

一度設定が完了すれば、次回以降は「心電図」アプリを起動すると直接この画面に。指示に従って30秒静止しましょう
測定結果。とりあえず今回は異常なかったようです
測定履歴はスマホのFitbitアプリでも確認できます

これでいいのか? 4世代目にして3回の充電仕様変更

Pixel Watch 4の充電はUSB Type-Cで直接結線という訳にはいかず、同梱の専用アダプターを用います。これを別売のUSB Type-C充電器に接続する格好です。

Pixel Watch 4の専用充電アダプター。USB Type-C充電器が別途必要です

Pixel Watch 4の側面(リューズのない側)には充電端子が内蔵されていて、この部分を専用アダプターに載せると充電がスタートします。充電速度はPixel Watch 3と比べて25%高速化しているとのことで、45mmモデルであれば15分で残量50%まで回復するとのこと。お出かけ前、充電し忘れていたことに万一気付いても、十分リカバリーできそうです。

筆者の場合、夜の入浴前に残量60%から充電し始め、歯を磨いたり寝る前の準備に1~2時間かけますが、その間には間違いなく残量100%に回復しています(100%時にスマホへプッシュ通知することも可)。

充電時はこのようにセット

冒頭で述べたように、Pixel Watch 4の45mmモデルはバッテリー容量自体に余裕があり、充電の高速化も相まってグンと扱いやすくなりました。ただしPixel Watch旧モデルとは充電アダプターの仕様が全く異なる点は、大いに不満です。旧機種のために追加購入したアダプターを、Pixel Watch 4では使い回せないのです。

Pixel Watch初代モデルは、ケース背面にマグネットで固定する無接点充電方式でした。これがPixel Watch 2では背面固定式ながら金属接点式に変更。Pixel Watch 3ではそのまま踏襲されましたが、Pixel Watch 4ではまた変更されました。4世代の製品で実に3種類のアダプターが存在する訳です。

左からPixel Watch初代、2、4の充電アダプター。この時代、同系列の製品であれば付属品には一定の継続性を求めたいところです

もちろん、一般的な家電製品や、かつてのノートPCであれば、その機種ごとにAC充電器が設計・用意されます。しかしスマホの世界では、いまやiPhoneですらUSB Type-C化され、ワイヤレス充電はQi2へ集約の方向です。なにより、Pixel Watchの直接のライバルであろうApple Watchは、約10年前に発売された初代モデルの頃から、充電器の形状は大きく変わっていません(高速充電の仕様追加などは行なわれている)。

抜本的な機能強化のため、時には旧規格をバッサリ見切る必要はあるでしょう。しかし、毎年のように変更するのは納得がいきません。長期的なビジョンに立った開発・設計を是非、お願いしたいところです。これから初めてPixel Watchデビューする方にはそこまで関係ない話かもしれませんが、もし「自宅と職場の両方に充電アダプターを置いておきたい」とお考えなら、その将来性にご留意を。

画面とバッテリー、二大基本機能の強化を歓迎 使い道がもっと広がる

冒頭でも少し触れましたが、Pixel Watchは世代を重ねるごとに着実に進化してきました。以前は、ペアリングするスマホを変更したい時、Pixel Watchを丸々リセットしていましたが、その必要はもうなくなりました。1台のスマホに複数のPixel Watchを紐付けることすらできます。

Pixel Watchの設定に使う専用アプリ。リリース当初と比べ、ペアリング周りの仕様などはだいぶ改善されました
複数のスマートウォッチを同時ペアリングすることすら可能に

個人的には、Suica/PASMO(交通系IC)機能はあまり使っていません。スマホの紛失などに備えて一定額をチャージしてはいますが、それ止まり。以前なら「左腕に装着しているから都営バスに乗るとき便利かも?」「お店での決済に使えたら格好いいかな」と夢想もしましたが、最近は特にNFC系のクレカタッチ決済の利用機会が増えたため、相対的に出番は減りました。もちろん、次期Pixel Watchに引き続き搭載してほしい機能ではありますが。

Pixel Watch 4ならSuica/PASMOがしっかり登録できます

エクササイズアプリのFitbitについても、運動が苦手な筆者にとっては、歩数や距離、心拍数など最低限のデータを取得できれば十分。睡眠に関する詳細な分析機能などを利用するには月額640円のサブスク(Fitbit Premium)に登録しないといけないので、そこまで入れ込んではいません。

それほど運動せず、歩数や心拍数の記録程度なら、Fitbitの無料プランで十分

ですが、それでもスマートウォッチを使いたい──。それが筆者の嘘偽らざる本心です。仕事でかかってきた電話にいち早く気付き、見逃したくない。時刻や曜日を確認するのと同時に、天気予報くらいは把握したい。完全ワイヤレスイヤホンで聞いている音楽の曲名を、スマホに触らずにチェックしたい。これくらいの、ごくシンプルな用途であっても、スマートウォッチの有る無しは大きく影響するからです。

そして今回のPixel Watch 4です。45mmモデルはディスプレイに迫力があり、またバッテリー性能も余裕を感じさせるものでした。これであれば、性能上なんとなく利用をガマンしてしまっていた機能、例えば徒歩ナビゲーションなどを積極的に活用できるのではないか。そんな期待感を抱かせます。スマートウォッチの特性に依拠したゲームなども、今こそ登場してほしいものです。

結論として、世代を重ねて進化したPixel Watch 4は、スマートウォッチに求められる水準を一定程度満たした、円熟の製品だと筆者は考えます。

Pixel Watchは芽吹きの時期が終わり、絶好の収穫期・買い時を迎えつつあります。数年使ったスマートウォッチの買い替え候補として、あるいはAndroidスマホ向けのスマートウォッチに興味がありつつも今一歩踏み出せなかったという方々に、Pixel Watch 4は是非ご注目いただきたい1台です。

夏に発表されたGoogle新製品群が、いよいよ出揃いましたね。Pixel 10 Pro Fold、そしてPixel 10 Proと、注目製品盛り沢山。悩ましくも楽しい、年末の買物シーズンに向けて準備していきましょう!
森田秀一

1976年埼玉県生まれ。学生時代から趣味でパソコンに親しむ。大学卒業後の1999年に文具メーカーへ就職。営業職を経験した後、インプレスのウェブニュースサイトで記者職に従事した。2003年ごろからフリーランスライターとしての活動を本格化。おもな取材分野は携帯電話、動画配信、デジタルマーケティング。「INTERNET Watch」「ケータイ Watch」「AV Watch」「Web担当者Forum」などで取材レポートを執筆する。近著は「動画配信ビジネス調査報告書 2021」(インプレス総合研究所)、「BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引2020」(共著、インプレス総合研究所)。