ニュース

GREEN×EXPO 2027は「マイボトル持参を」 リフィルを促進

GREEN×EXPO 協会は、2027年3月19日から9月26日まで横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設で開催する「GREEN×EXPO 2027」において、「リフィル・サーキュラープロジェクト」を横浜市と始動する。環境負荷低減と来場者の健康・利便性向上、リフィル文化の普及を両立する産学官民連携の取り組み。

同プロジェクトでは、暑さ指数(WBGT)を活用した暑熱対策と水道インフラ、マイボトル利用、飲食店での飲料提供、粉末・スティック飲料、暑熱対策製品、デジタル案内を連携させる。会場で水を「くむ」「補給する」体験を広げ、飲料物流や容器使用に伴う環境負荷の低減、来場者の健康行動の促進、横浜の水資源の価値発信を一体的に進める。

屋外空間を多く含む会場特性を踏まえ、来場者だけでなく、運営スタッフ、ボランティア、関係者の安全確保も課題と位置付ける。日本ヒートアイランド学会および国立環境研究所気候変動適応センターと連携し、会場内の暑熱環境を把握する。暑さ指数(WBGT)を踏まえた給水案内やスタッフ対応を連動させる仕組みの構築を検討し、データに基づいて暑熱対策を判断・実行する体制づくりを進める。

リフィル行動については、来場者の行動を制限するのではなく、マイボトルを持参し、会場で給水する行動を前向きな参加として促進する。必要に応じて粉末・スティック飲料なども活用し、従来の削減量だけでなく、マイボトル利用やCO2排出回避への貢献を可視化する。デジタルサイネージなどを通じ、給水場所、暑熱情報、リフィル行動の効果も発信する。

KPI(重要評価指標)として、給水スポットの利用回数、マイボトル持参率、給水量、CO2回避貢献量などを設定する。来場者がマイボトルなどを活用して水分補給を行なった割合や、会場内での給水回数を参加行動として可視化する。暑熱環境や来場者動線に基づく給水スポット配置の有効性も検証し、会期後には成果を「横浜モデル」として取りまとめる。

参画パートナーは、味の素AGF、象印マホービン、OSGコーポレーション、ウォータースタンド、クボタなど。象印マホービンは、スタッフやボランティアへエネルギーを使わずに保冷できるステンレスボトルを提供し、マイボトルを快適に利用できる環境づくりを支援する。

ロードマップでは、26年6月にプロジェクトを始動し、参画パートナーとの共創体制を構築する。6月~7月に給水スポット配置計画、KPI設計、運用体制を検討し、26年8月には酷暑期プレ実証を予定する。暑さ指数(WBGT)計測、給水案内、運営連動の検証を想定し、26年9月以降は運用マニュアル、デジタルサイネージ、スタッフ対応、来場者案内を具体化する。27年3月19日の開幕に合わせて本番運用を開始する。