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OPPO、「Find X9」 7000mAhの“小型タブレット級”バッテリー
2025年12月16日 17:47
OPPOは、ハイエンドスマートフォン「OPPO Find X9」を12月23日より順次発売する。取り扱いチャネルはau、ソフトバンクオンラインショップ(SoftBank Free Style)のMNO、IIJmioやQTmobileといったMVNO、主要家電量販店、ECサイトなど。OPPOの公式ECサイトでは、SIMフリーモデルを149,800円で販売する。
Find X9は、スウェーデンのカメラメーカーHasselbladと共同開発したカメラシステムを継承しつつ、マルチスペクトル技術を取り入れた4眼構成のカメラを搭載。自然な色再現を追求する。Findシリーズとして初めてFeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応する。
メインカメラは、約5,000万画素の広角・超広角・望遠と約200万画素のマルチスペクトルカメラで構成される。広角カメラはSony LYT-808センサーにより光の取り込み量が大幅に向上。望遠カメラは光学3倍、デジタルズームは最大120倍まで対応する。マルチスペクトルカメラは9つのスペクトルチャンネルで色温度を検知し、OPPO独自のLUMO画像処理エンジンがリアルな色再現を実現する。
「Hasselblad 高解像度モード」は8K超高解像度撮影で細部まで描写する。「XPANモード」は65:24のパノラマ比率でレトロな撮影体験を提供するほか、「Hasselbladポートレート」は中判カメラのようなボケ感を再現。「マスターモード」ではHasselblad X2Dを再現したAutoモードと、詳細設定が可能なProモードを選択できる。
動画撮影では、4K 120fpsのDolby Vision対応により豊かな階調表現が可能。4K解像度に向上した「モーションフォト」は、撮影前後の数秒間を音声とともに記録する。手ブレ補正はOISとEISのデュアル補正を採用し、激しい動きやスローモーション撮影でも滑らかで安定した映像を記録可能。「ライトニングスナップ」は、最大10枚/秒の高速連写とモーション検出で瞬間的な動きを高精細にとらえる。
AI機能として「AIマインドスペース」を搭載。画面上の情報を自動で要約・分類・タグ付けし、キーワード検索で必要な情報をすぐに呼び出せる。OPPO Find X9の側面に設置されたショートカットボタン「Snap Key」やスワイプ操作で起動し、画面内の情報を要約、音声による予定登録、メモの文字起こしなどに対応し、集められた情報はAIマインドスペースアプリに集約される。
写真編集では、暗い場所のポートレート補正や不要物の除去、ぼけ・反射の補正といったAI機能を搭載。「AI Studio」を使えば、生成AIと多彩なテンプレートで、1枚の写真からさまざまなパターンの画像を自動生成できる。
CPUは日本初搭載のMediaTek Dimensity 9500を採用し、ゲームや高負荷処理にスムーズに対応する。OPPO独自の「トリニティエンジン」がCPU性能を最大限に引き出し、高負荷時も安定動作を維持し、ゲーム時の消費電力を抑制。高品質なグラファイト素材と大型ベイパーチャンバーによる冷却機構で、長時間の使用でも発熱を効果的に拡散し、快適なパフォーマンスを実現する。
防水・防塵はIP68/IP69に対応し、耐衝撃性能にも優れる。ディスプレイは約6.6型(2,760×1,256)のAMOLEDを採用し、HDR10+とDolby Visionに対応。リフレッシュレートは最大120Hzで、画面四辺のベゼルは1.15mmと極細仕様となっている。バッテリーはOPPO史上最大の7,025mAh。80Wの有線急速充電「SUPERVOOC」、50Wのワイヤレス充電「AIRVOOC」に対応し、-20℃の環境下でも使用可能とする。本体/重量は約157×74×8mm/約203g
ColorOS 16は、iOSとの連携機能やスムーズなアニメーション操作が可能で、PC画面上でのスマホ操作にも対応する。端末カラーはチタニウムグレーとスペースブラックの2色。専用アクセサリーとして、マグネット対応セルフィースティックとアラミド繊維ケースも同時に発売される。
