ニュース
ペアーズ、保険証での本人確認廃止 SNS交換ブロックなど安全対策強化
2025年11月27日 14:48
エウレカは、マッチングアプリ「Pairs」における安心・安全対策の強化を開始した。健康保険証を含む券面情報のみの本人確認廃止や目視審査体制の強化のほか、不正アカウントのプロフィール写真照合機能やSNS ID交換のメッセージブロック機能、不正アカウントとメッセージしたアカウントへの注意喚起など、全5件の施策を順次実施している。
12月1日には、健康保険証を含む、券面情報のみで行なう本人確認を廃止し、本人確認手法を「マイナンバーカードのICチップ読み取り」と「アプリ内の自撮りと公的書類による認証」の2つに限定する。なお、健康保険証は、12月2日以降に公的書類として原則利用できなくなる。
12月1日より従来のAIと人による目視審査を強化し、24時間365日対応のチェック体制にすることで、不正アカウントの登録をより厳格に防ぐ。また、2026年には不正の疑いがあるアカウントに対して、プロフィール写真、アプリ内の自撮り写真、公的証明書の写真をまとめて照合する本人確認機能を導入する。
Pairsでは、3月から利用規約でSNSのID交換禁止を明記しており、12月以降はSNSのID交換を含むメッセージ自体を送信できないようブロックする仕組みを導入する。11月からは、不正アカウントとやり取りしていたユーザーに対して詐欺被害への注意喚起と啓発コンテンツへの誘導を行なう取り組みも始めている。
- 健康保険証など券面情報のみの本人確認廃止(25年12月1日開始)
- 目視審査体制の強化(12月1日開始)
- 不正アカウントのプロフィール写真照合機能(2026年開始予定)
- SNS ID交換のメッセージブロック機能(12月以降開始予定)
- 不正アカウントとメッセージしたアカウントに対する注意喚起(11月開始済)
【不正アカウント対策】
