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タグ・ホイヤー フォーミュラ1、新たなアイルトン・セナ限定モデル

LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」の新作として、F1ドライバーのアイルトン・セナをテーマにした2つの限定モデルを11月に発売する。機械式の「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 44mm」が852,500円、クオーツ式の「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 43mm」が390,500円。

F1の伝説的なドライバーであるアイルトン・セナを称える腕時計の新作。タグ・ホイヤーとアイルトン・セナとの関係はレースで活躍していた1988年に遡り、アンバサダー契約に際してセナは、当時S字型ブレスレットが特徴的だった「タグ・ホイヤー S/el(セル)」クロノグラフを、自身が着用する腕時計に選んでいる。

コラボレーションモデルの展開は同氏が亡くなった1994年にスタート。タグ・ホイヤーはセナの家族が設立した財団の支援も行なっている。セナとのアンバサダー契約は現在も継続しており、今回の新作は、同氏の母国でもあるブラジルGPの開催に合わせて発表されている。

新作のひとつはテクニカルでモダン、大胆というテーマで、もうひとつはクラシックなパフォーマンスと優れたスタイルを継承するのが特徴。タグ・ホイヤーは、セナの名言を元にした新しいスローガン「Designed to Win」(勝利のために)も制定している。

フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 44mm

「フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 44mm」は、機械式で自動巻のクロノグラフムーブメントを搭載。デザインのヒントは、セナのヘルメットとブラジル人としてのアイデンティティから得たもので、サンレイ加工でサテン仕上げのブラックダイヤルに、鮮やかなイエローのアクセントが映えるデザイン。

6時位置にはブラジル国旗の色をまとうサブダイヤル、12時位置にイエローラッカー仕上げの針を備えたクロノグラフ30分計、9時位置にイエローの“S”ロゴをあしらったスモールセコンド(時刻の秒針)が配置される。

クロノグラフ用のセンター秒針もイエローラッカー仕上げ。インデックスはF1マシンのカラーリングの幾何学模様にヒントを得た新しいタイプ。ブラックラッカーの時分針にはスケルトン加工が施され、視認性も高めた。

44mmケースは、ブラックDLCコーティングを施した軽量なチタン製。フォージドカーボン製のベゼルには、12時位置にセナの“S”ロゴが刻印される。

このほかイエローラッカー仕上げになっているのは、リューズ、ケースとベゼルの間に配されたイエローリング、2時位置と4時位置の新形状のプッシュボタン。裏蓋には、ヘルメットの奥に見えるセナの鋭い眼差しのエングレービングが施されている。

搭載されるムーブメントは機械式で自動巻の「キャリバー16」。防水性能は200m防水。鮮やかなイエローのラバーストラップが組み合わされ、特別なパッケージボックスに収められる。アイコニックなセナのヘルメットのカラーで彩られたトラベルポーチが同梱される。

フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 44mm CBZ2081.FT8092、852,500円

フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 43mm

「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 43mm」は、堅牢なクォーツムーブメントを搭載し、セナが愛用した「S/el」のブレスレットを再解釈したデザインが特徴。人間工学に基づいた快適さやスポーツエレガンスを兼ね備えるとする。

43mmのステンレススチール製ケースには、ブラジル国旗のイエローとグリーンをアクセントにしたブラックのサンレイダイヤルが採用されている。3つのサブダイヤルは、3時位置にホワイトアクセントのスモールセコンド、6時位置にレッドラッカー仕上げの針が付いた10時間積算計、9時位置にイエローラッカー仕上げの針が付いたクロノグラフ30分計が配されている。

プリントされたアラビア数字のインデックス、ブラックゴールドコーティングを施したポリッシュ仕上げのスケルトン時分針、イエローのセンター秒針でモダンなデザインに仕上げた。

アルミニウム製インサートでブラックのタキメーターベゼルには“SENNA”の文字や、12時位置にイエローの“S”ロゴを刻印。リューズとプッシュボタンにはブラックのDLCコーティングが施され、裏蓋にはセナの眼差しを描いたエングレービングが入る。

クオーツクロノグラフムーブメントを搭載。ステンレススチール製ブレスレットには、ダブルセーフティプッシュボタン付きフォールディングバックルが装備される。パッケージは特別ボックス。

タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×セナ 43mm CAZ101AX.BA0637、390,500円