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G-SHOCK、MIP液晶と新造フルメタルケース「GMW-BZ5000」
2025年11月4日 10:30
カシオ計算機は、「G-SHOCK」の新製品として、新型ケースに新型MIP液晶を組み合わせたフルメタルモデル「GMW-BZ5000」3製品を11月14日に発売する。Bluetooth電波ソーラーの腕時計で、カラーはシルバー、ブラック、ゴールドで展開。価格は93,500円と102,300円。
40年以上にわたり蓄積されたG-SHOCKの耐衝撃データをもとに、人とAIが共創した開発手法を構造と外装設計に採用。初代G-SHOCKのデザインを受け継ぐ5000シリーズがベースで、フルメタルG-SHOCKとして今までにないデザインになっている。
G-SHOCKの“顔”ともいえるデジタル表示部には、高精細・広視野角・高コントラストなMIP液晶を採用。視認性が向上し、さまざまな情報を高精細に表示できる。
新たなフルメタル耐衝撃構造
新たなフルメタル耐衝撃構造として、ベゼルとセンターケースを上下で連結した構造を新たに開発。弾性変形で衝撃を吸収する樹脂製のインナープロテクターが内部に実装され、フルメタル外装でありながらG-SHOCKの耐衝撃基準をクリアしている。
この新構造により、側面からの見た目は複雑な造形のメタルパーツが噛み合うデザインになっているほか、2つのパーツを結合するフロントビスなど、今までにない外装デザインになっている。
設計にはAIが活用され、蓄積された耐衝撃データをもとに、綿密な解析・シミュレーションが実施され、各パーツの3D造形の最適化が行なわれている。
裏蓋は初代G-SHOCKと同じスクリューバックが採用され、バンド接続部は「GMW-B5000」で強さが実証された3本足構造を採用する。各パーツはミラー仕上げとヘアライン仕上げに磨き分けが施され、金属の質感を強調している。
新型MIP液晶
MIP(メモリインピクセル)液晶は細かい描画が可能で、広視野角・高コントラストで視認性に優れるのが特徴。従来モデルと異なり、ソーラー発電のみで駆動する新型MIP液晶が搭載される。
アプリ連携によりメイン表示のフォントを「STANDARD」から、クラシカルな7セグメントフォントの「CLASSIC」に切り替えられる。基本時計表示をボタン操作で切り替えられ、液晶上部の表示部分は、2都市時刻同時表示、日付+曜日、年+日付+曜日、3都市時刻同時表示の4種類が用意されている。
カラーラインナップはシルバー(GMW-BZ5000D-1JF)、ブラック(GMW-BZ5000BD-1JF)、ゴールド(GMW-BZ5000GD-9JF)の3種類。ブラックは販路限定のCASIO WATCH Partner Shopモデル。
クオーツ式ムーブメント(モジュールNo.3575)を搭載。フル充電からソーラー発電無しで約6カ月、パワーセービングでは約22カ月の駆動が可能。耐衝撃構造で20気圧防水。ソーラー発電、スマートフォンアプリ「CASIO WATCHES」とのBluetooth連携、電波受信に対応する。
ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、フルオートカレンダー、LEDバックライトの各機能を搭載する。本体サイズは49.3×43.6×13mm、重量は172g。

















