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ジモティーで非対面取引開始 PUDOロッカーを活用
2025年10月28日 18:17
ジモティーは、オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を活用した、個人間の非対面取引サービスの実証実験を11月4日から東京都世田谷区で開始する。対象エリアは順次拡大予定。
この取り組みは、国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」の対象事業として採択されているもので、CtoCサービスにおいて、PUDOステーションを個人間の物品受け渡しに直接利用する国内初の試み。
ジモティーがこれまで進めてきた地域内での「対面手渡し」は、配送を介さず、物流負荷ゼロである一方、ユーザーからは「知らない人と会うことへの心理的抵抗」や「日時調整の煩わしさ」といった声が寄せられていたという。
今回の実証実験において、ユーザーはこうした手間や障壁から解放され、梱包不要、待ち合わせ不要、PUDOのロッカーに“置くだけ”で、不要品を譲り渡すことが可能になる。
ロッカーの利用料金は物品を譲り受ける購入者側が負担する。預け入れられてから受け取るまでの経過時間で料金が変わり、1時間以内が80円、3時間以内が170円、6時間以内が320円、9時間以内が460円、12時間以内が600円。12時間以降は600円に加えて30分毎に50円。24時間以上経過すると商品は運営が回収し、回収費用として購入者に4,760円が請求される。ロッカーのサイズで料金は変わらない。

