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UCC、飲まないコーヒー「YOINED」に味覚を大きく進化させた新作

UCC上島珈琲は、23年に誕生した日本初の飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」について、味覚を大きく進化させた新作「UCC YOINED アソート6P(コロンビア・グァテマラ)」を11月4日に発売する。28日より、UCC公式オンラインストアで先行予約を開始した。6枚入りで、価格は3,240円。

ヨインドは、UCCが独自製法で生み出した食べるスタイルのコーヒー。「コーヒー豆の香りや味をすべて味わってみたい」という研究者の興味から着想を得て、20年以上の時を経て誕生した。

コーヒー豆を丸ごと粉砕し、独自製法で香りを一枚に閉じ込めている。チョコレートのような見た目だが、カカオ豆を一切使用しておらず、チョコレートとは異なる新しいコーヒー食品と位置づける。23年の登場以来、これまで2シーズンで販売してきたが、初年度は5日で年内売上目標を達成し、その後も完売が相次いだ。

コーヒー豆を丸ごと粉砕し、チョコレートのように食べられる

今回の新作は、コロンビア、グァテマラの2産地のコーヒー豆を採用し、産地による味わいの違いを楽しめる。コーヒー豆配合量はいずれも40%。

コロンビア産豆は、コーヒーの最新トレンドでもある、精製工程に発酵プロセス(嫌気性発酵)を取り入れた豆を選定。最初に酸素に晒して酸化させることでチェリーの持つ糖度を引き上げ、水中で嫌気発酵を長時間することで、マンゴーのようなトロピカルな香味を引き出す。

コロンビア産豆

グァテマラ産豆は、オレンジとキャラメルをあわせたようなやわらかなコーヒーの酸味の余韻が特徴。香ばしさの奥に、オレンジやチェリーのような果実の甘みを感じられる。

グァテマラ産豆

公式オンラインストアのほか、UCCグループの一部直営店舗で購入可能。UCCカフェメルカード、カフェ・ノバール17店舗(そごう横浜、阪急西宮、博多大丸等)、COFFEE STYLE UCC4店舗(グランスタ東京、アトレ吉祥寺等)、上島珈琲店8店舗(大門店、麻布十番店、阪急三番街店等)で販売する。販売期間は26年3月末までで、なくなり次第終了となる。