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青山に高さ160mのランドマーク「表参道Grid Tower」 26年2月開業

三井不動産は、東京都港区南青山三丁目で開発を推進中のミクストユース型プロジェクト「表参道Grid Tower」について、2026年2月から順次開業する。

東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩6分の青山通り沿いに位置し、青山・表参道エリアにおいて最高層のランドマーク物件。

多彩な機能を備えたミクストユース型の施設とされ、高層階に賃貸住宅を配置、中層階にはロンドン発の会員制クラブ「Soho House」が日本初進出。下層階にオフィス、1階には物販・飲食の4店舗が入居する。足元には緑地広場を整備することで誰でも利用できる憩いの場を創出する。

「表参道Grid Tower」の名称は、外観的な特徴でもある白い外装Grid(格子状)から着想を得るとともに、「ネットワーク」を表す言葉でもある「Grid」に、トレンド・文化への感度が高い表参道・青山エリアで個々のアイデアや才能が交わる場所になることを表現している。

エリア最高層となる約160mの高さを誇るミクストユース型施設でありながら、敷地全体の約50%を来街者が日常的に利用できる豊かなパブリックスペースとして計画。敷地内には樹高3m以上の樹木を159本植え込み、豊かな自然環境を創出する。南側には歩行者専用の区道を新設するとともに緑地広場も設置する。

地上38階建の施設内では、六本木方面をはじめ眺望の開ける16~38階に賃貸住宅を配置。11~14階にSoho Houseを、2~10階にフロアプレート約1,200m2のオフィスを配置する。1階には4つの飲食・物販店舗がオープンする。

オフィス内装イメージ

周辺エリアを一望するタワーレジデンス

賃貸住宅は、表参道らしさを感じさせる洗練された内装デザインと東面に東京タワーを望むタワーレジデンスとして、ラグジュアリーな住まいを提供。住戸は16階から38階の高層フロアに位置し、間取りは1LDKから4LDK、200m2超の大型プランまで幅広く企画している。

共用部は、東京タワーを望むビューラウンジやミーティングルーム、フィットネスなどを備え、コンシェルジュサービスも完備。日本初進出の会員制クラブ「Soho House」と提携し、入居者を対象に、会員入会時の審査が一部優遇される特典を提供する。

賃貸住宅ラウンジ

11~14階には「Soho House Tokyo」が入居。ロンドン発の会員制クラブ「Soho House」の日本初の拠点となる。「Soho House」は、映画・ファッション・広告・音楽・アート・メディア等のクリエイティブ業界を中心たした会員を世界中で約27万人を擁するブランド。

所在地は、東京都港区南青山三丁目8番35。敷地面積は約1,318坪、延床面積は約13,791坪。