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鳥貴バーガー再出発 チキンバーガーをやめて焼鳥バーガー店に

焼鳥バーガー 秘伝のたれ

チキンバーガー専門店としてスタートした「鳥貴バーガー」は、10月1日に全メニューを刷新し、“焼鳥屋「鳥貴族」が本気で作ったハンバーガー業態”を新たなコンセプトとして再出発を図る。「焼鳥バーガー」を主軸に、価格は500円/1,000円の2プライスでの均一価格とする。

鳥貴バーガーは、鳥貴族グループ新業態のチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」として、21年8月に大井町店をオープン。2号店として22年3月に渋谷井の頭通り店、3号店として23年8月に京都・伏見稲荷 OICY ビレッジ店を展開していた。ただし、都内2店舗では「TORIKI BURGER」を看板に掲げていたが、京都店では「鳥貴バーガー」を掲げ、「焼鳥バーガー」や「じゃがころチキン」、ビールやハイボールといったアルコールも提供する店舗としてスタートした。

伏見稲荷 OICY ビレッジ店

その後、23年11月に渋谷店が閉店、25年5月に大井町店が閉店し、残るは京都店の1店舗のみとなっている。

今回のメニュー刷新にあたっては、鳥貴族の親会社・エターナルホスピタリティグループの代表取締役社長CEOで、鳥貴族の創業者である大倉忠司氏のもと、鳥貴族の創業から携わるメンバーが1年をかけゼロベースから開発。チキンバーガーではなく、原点である焼鳥を使った「焼鳥バーガー」をメインに据えることとなった。

看板メニューとなる焼鳥バーガーは、鳥貴族の「貴族焼」と同じ、秘伝のたれ・岩塩・旨みスパイスの3種類をラインナップ。店で仕込んだ国産もも肉を120g使用した焼鳥に、ごま油と醤油で炒めた白ネギを合わせている。バンズは焼鳥に合うように新たに開発した鳥貴バーガーオリジナルバンズを使用している。

焼鳥バーガー 岩塩
焼鳥バーガー ・旨みスパイス

価格は、焼鳥バーガー 秘伝のたれ・岩塩・旨みスパイスのいずれも500円。国産もも肉240gを使用した「じゃんぼ焼鳥バーガー」(1,000円)、鳥貴族の「トリキの唐揚」をバーガーにした「唐揚南蛮バーガー」(500円)も用意する。

じゃんぼ焼鳥バーガー
唐揚南蛮バーガー

バーガー以外では、ご飯ものの「焼鳥サラダライス」、デザートの「チュロパフェ チョコ/いちご」、セットメニューの「ポテトフライ+ドリンク」「唐揚げ+ドリンク」も500円で提供する。

焼鳥サラダライス
チュロパフェ チョコ/いちご
セットメニュー

店舗所在地は、京都府京都市伏見区深草一ノ坪町13番地5 伏見稲荷 OICY ビレッジ1階フードコート。

なお、トリキバーガーの公式サイト(https://toriki-burger.co.jp/)は閉鎖された模様で、鳥貴族の公式サイト内へリダイレクトがかけられている。