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ニュー・オータニ初の上位カード「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」

ホテルニューオータニを運営するニュー・オータニと、ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブは22日、提携カードの上位カードとなる「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」を発表した。2026年5月から発行を開始する。

日本のホテルで初の本格会員組織として1964年に発足したメンバーズクラブ「ニューオータニクラブ」とダイナースクラブが提携カードを発行して30年。初の上位カード「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」の発行となる。

近年、日本に外資系ラグジュアリーホテルが続々と参入しており、世界的な旅行ニーズが高まっているが、より快適で、より上質なホテルステイを求める富裕層の顧客が増えているという。一方、クレジットカード業界では、各社がプラチナカード・プレミアムカードといった上位層カードの開発やサービス拡充に力を入れており、ユーザー側もハイクラスカードを求める人が増加。三井住友トラストクラブでは、「この背景には、カードに対して決済機能だけではなく、高い年会費を支払っても、特別な体験やサービスを享受したいというニーズの高まりがある」と分析。そのため、「唯一無二」かつ「本物」の体験の提供のため、「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」の発行を決めたとする。

「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」は、ラグジュアリーなホテルステイと上質なクレジットカードのサービスが融合した「新しいプレミアムカード」として展開。独自のサービスとして、ホテルニューオータニ(東京)内の“ホテル・イン・ホテル”「エグゼクティブハウス 禅」の、スタンダードダブル/ツイン(36m2)のフリーステイが付帯する。この特典では、専用ラウンジでチェックイン・専任コンシェルジュのサポートを受けられる。

また、ホテルニューオータニ(東京・大阪・幕張)3ホテルの宿泊を事前予約すると、部屋をワンランクアップグレードする。

加えて、24時間年中無休のコンシェルジュサービス、直営の銀座プレミアムラウンジ・大阪梅田プレミアムラウンジの利用、名門ゴルフ場の予約代行やプレー代金半額サービス、ポイントプログラムなどのダイナースクラブ プレミアムカードの特典も継承する。

銀座プレミアムラウンジ
ホテルニューオータニ(東京)(2022年撮影)