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ソニー、バンダイナムコHDに650億出資 IP価値を最大化
2025年7月24日 17:20
ソニーグループとバンダイナムコホールディングスは24日、アニメ・マンガ分野等のエンターテインメント領域におけるファンエンゲージメント強化と新たな体験の創出を目的に、戦略的業務提携契約を締結した。あわせて、ソニーはバンダイナムコの既存株主から約680億円で1,600万株を取得し、発行済株式の約2.5%を保有する株主となる。
急速な市場拡大が見込まれるアニメ領域を軸に、アニメやマンガのIPファンのコミュニティ拡大とエンゲージメント強化に注力するとともに、両社の強みを融合し、新たな体験の提供やIP価値の最大化を図る。これまでもゲームやアニメ、音楽などの分野で連携してきたが、今後はさらに幅広い分野で協業を進める。
バンダイナムコが展開するIPの作品や商品・サービスを、ソニーの映像制作や配信、マーチャンダイジングなどのチャネルで展開するほか、アニメやマンガIPの共同開発・共同プロモーション、体験型エンターテインメントにおける企画や技術協力などについても、具体的な検討を進めるとしている。
