三井住友FGとセブンイレブン、ARグラスによる新購買体験を検証

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は6月2日、Cellid、セブン‐イレブン・ジャパンと共同で、ARグラスを活用した購買体験の実証実験を開始する。

三井住友銀行東館内のセブン‐イレブン店舗で従業員を対象に行なうもの。Cellidが開発したメガネタイプのARグラスの「リファレンスデザイン(検証用モデル)」を使用し、本人確認、商品認識、商品決済に加え、商品レコメンド表示や商品陳列棚案内といったARグラスならではの機能を検証する。

SMBCグループは、2023年11月からCellidと連携し、ARグラスを活用した次世代サービスの創出に向けて取り組みを進めてきた。実証実験では、ARグラスが現実空間にデジタル情報を重ね合わせることで、直感的でシームレスな購買体験を提供できるかを検証し、日常生活や購買行動における利便性向上、AR技術の有用性や実用性を探る。

今後は、今回の実証実験の成果を踏まえ、ARグラスを活用した協業の具体化を進め、様々な領域での応用可能性も検討していく。