ニュース

アマゾン、パスキーに対応 顔・指紋認証でログイン

Amazonは23日(米国時間)、パスワードレスの認証方法である「パスキー(Passkey)に対応した。Webブラウザのほか、iOSのAmazonアプリで対応する。Androidアプリは近日中に対応予定。

Amazonの設定でパスキーを選択可能になり、スマートフォンなどデバイスのロック解除に使用するのと同じ顔認証や指紋認証、PINでのログインに対応する。編集部で確認したところ、日本でもすでに対応が開始している。

設定は、「アカウント」→「ログインとセキュリティ」→「パスキー」から行なえる。アカウントにパスキーを追加すると、対応デバイスやブラウザで、ロック画面の暗証番号や生体認証を使って本人確認し、パスキーでサインインできるようになる。

パスキーは、アプリやウェブサイトにサインインするための新たな方法で、サイトやアプリごとに事前にデバイスを登録することで、顔認証や指紋認証などで簡単かつ安全にサインインできる仕組み。パスワードのように文字列を覚える必要がなく、手軽に認証できるほか、フィッシング攻撃の影響を受けにくい点も特徴となる。Googleやヤフー、NTTドコモなど、多くのサービスにおいてバスキー対応を進めている。