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小田原に19階建て商住一体複合施設

MIRARTHホールディングスは、小田原市栄町に、商業施設と286戸の住戸からなる商住一体の19階建て複合施設を開発する。建築工事期間は'24年10月1日から'28年3月31日を予定。

低層階に商業施設を7区画、中層・高層階に住居286戸を設置。住居には居住者の快適性を重視した共用設備を備える。また小田原城、相模湾、丹沢山系などを望める環境の中、街のランドマークとなるようなデザイン性にこだわっているという。

商業施設は、商店街との連続性を生み出すテナントの誘致や周辺の商店会、自治会とも密接するコミュニティ形成を図ることで、人が集まり交流するような拠点となる環境づくり、回遊性と生活利便性を相互的に向上できる施設を目指す。

小田原市では、交流人口および定住人口の増加を目的とした「都市廊政策基本方針」が掲げられており、加えて中心市街地には小売業の衰退、放置自転車、建物の老朽化などの課題があるという。

MIRARTHホールディングスは事業を通じて、課題解決や小田原市中心市街地の定住人口増加促進、地域活性化に取り組むとしている。

事業名称は「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」。所在地は神奈川県小田原市栄町2丁目59-3他44筆(地番)。敷地面積5,618.75m2、延床面積46,486.82m2

【訂正】記事初出時に駅からの徒歩時間について誤った内容を掲載していました。お詫びして訂正いたします。(7月5日)