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五輪選手村跡地に商業施設「ららテラス HARUMI FLAG」 24年春開業

清宮信志

2023年4月6日 13:16

メインエントランス

三井不動産は、晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業で開発を推進している、HARUMI FLAGエリア内のライフスタイル型商業施設の名称を「三井ショッピングパークららテラス HARUMI FLAG」に決定した。2024年春開業予定。

東京2020オリンピック・パラリンピックの大会選手村跡地(約13ha)に、5,632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設の合計で24棟を建築するほか、保育施設、介護住宅、シェアハウスなどを整備し、人口約12,000人を見込む街づくり計画。

サブエントランス

HARUMI FLAGは、5つの街区で構成され、分譲住宅・賃貸住宅、商業施設の計24棟から構成。交通結節点として「マルチモビリティステーション」や、次世代のエネルギーを供給する「水素ステーション」などを設置するほか、「晴海ふ頭公園」の再整備や、小中学校など公共施設も整備される計画。

「ららテラス HARUMI FLAG」はHARUMI FLAG内の直径約110mの街の中心となる「CENTER CORE」に位置し、開放的な庇空間で、多くの人を迎え入れるゆとりのあるエントランス空間を形成。街の賑わいと回遊性の創出を図る。

施設内には、スーパーマーケットの「サミットストア」や保育園、フィットネスジムなど、デイリーニーズに応じた約40店舗が出展。地域のコミュニティ拠点として魅力あふれる商業環境を創出し、地域住民の生活を支える。

1階は、サミットストアを核として生活利便性の高い物販店舗やサービス店舗を提供。晴海エリア最大規模の「食」のフロアを展開する。

2階は、毎日の生活を支える物販・飲食店舗を設置。3階は、保育所やフィットネスクラブ、内科、小児科、婦人科、耳鼻科の4クリニックと調剤薬局が入居する医療モールなどが設置される。

(仮称)ポピンズナーサリースクール晴海フラッグ2

(仮称)東京ドームスポーツ「フィットネスクラブ」

(仮称)晴海メディカルセンター

施設名称は、東京オリンピック・パラリンピック2020大会選手村として活用した施設をリノベーションし、地域住民の生活を支える商業施設として生まれ変わるというコンセプトから、三井不動産が展開するライフスタイルパークシリーズ「ららテラス」として、「三井ショッピングパークららテラス HARUMI FLAG」と命名した。

施設の開業により、近傍の「三井ショッピングパークアーバンドックららぽーと豊洲」や、「ダイバーシティ東京プラザ」と共に連携を図り、同エリアの更なる魅力を高めていく。

東京2020大会のレガシーを継承する施設を併設

1階には、日本オリンピック委員会(JOC)が、三井不動産レジデンシャル協力のもと、オリンピック・ムーブメントの発信拠点「日本オリンピックミュージアム」のサテライトとして、「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」を設置。「聖火リレー用トーチ」や聖火リレーの出発地で聖火を灯した「聖火皿」などの展示や、選手村でも提供された「GAP認定食材」を使ったレストランが開業する。