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Meta、1万人を追加削減 「よりよいテクノロジー企業になる」

Metaは14日(米国時間)、1万人の追加人員削減を発表した。同社は'22年11月に当時の会社全体の13%にあたる1.1万人の削減を発表したが、さらなる削減を行なう。マーク・ザッカーバーグCEOは、「よりよいテクノロジー企業とし、厳しい環境下で財務を改善し、長期的なビジョンを実行するため」と人員削減の理由を説明している。

全社的な組織の効率化を進め、今後数カ月の間に、組織のフラット化や優先順位の低いプロジェクトの中止、採用削減などを行なう。まずは採用チームを縮小し、4月下旬には技術グループ、5月下旬にはビジネスグループのリストラやレイオフを発表する。米国外のチームも対象となり、全体で約1万人縮小し、まだ採用していない約5,000の役職を閉じる。

このリストラの後、各グループの採用や異動凍結を解除する予定。新たな組織は、よりフラットで、素早い意思決定が行なえるように変更。何層もの管理層を取り除き効率化を図る。またエンジニアの比率を高め、ツールへの投資も強化するなど、技術メインのテクノロジー企業であることに集中する。