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伊藤忠、「アンダーアーマー」日本総代理店のドームを買収

伊藤忠商事は、米国大手スポーツ用品ブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店であるドームの発行済み株式の過半数を取得することで合意し、契約を締結した。今後は、米Under Armourと伊藤忠商事の2社でドームの経営を行なう。

アンダーアーマーは、1996年に米国メリーランド大学のアメリカンフットボール選手であったケビン・プランクが、身体にフィットする機能的なウェアを開発したことを契機に設立。以来、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出す機能的なウェアやクッショニングシステムを搭載したスマートシューズなど、スポーツウェア、シューズ、アクセサリーを展開してきた。

ドームは、1998年にアンダーアーマーの日本総代理店として事業を展開してきたが、今後は伊藤忠の子会社となる。

伊藤忠は繊維事業におけるスポーツ関連ビジネス拡大を図ってるため、同社の知見やネットワークを活用しながら、アンダーアーマーとドームの事業拡大を目指す。なお、ドーム子会社のいわきスポーツクラブが運営するサッカーJ3リーグ「いわき FC」については、これまで通り運営していく。